今日の福島弁「ごんぼいり」
今日の写真「難を転じて福となす・・・南天(ナンテン)は小鳥の大好物のためかこの時期になると赤い実が少なくなります 昔の家には、この南天の他にもざくろやイチジク・柿・梅の木などが必ずといって良いほど植えてあったものでした」
意味:きんぴらごぼう
ゴボウを炒るから
使い方:「ごんぼいりくいだぐね?」
→「きんぴらごぼう(を)食べたいと思わない?」
今日は大晦日、
今年も至らない当ブログをご覧いただいた方々、お付き合いくださってほんとうにありがとうございました。
来年も皆様にとって良い年でありますようご祈念申し上げます。
2012年12月31日月曜日
2012年12月30日日曜日
「なし」
今日の福島弁「なし」
“福島県・会津弁です”
今日の写真「ノイバラのローズヒップに付いた雨粒は宝石のようにキラキラと輝いてとっても綺麗です」
意味:~ですね
中通り北部の福島市周辺で使う」「ない」→「~ね」よりも更に丁寧な言葉です。
使い方: 「こごをなし、右にまがってがらなし、しばらぐまっすぐ行ってなし・・・」
→直訳すれば「ここをですね、右に曲がってからですね、しばらく真っすぐ行ってですね・・・」
うん十年も前に酒屋さんで道を尋ねた時、30代と思える若主人がそう言って教えてくれました。
来年から始まる大河ドラマ“八重の桜”の舞台(鶴ヶ城・戊辰戦争)となる会津はほんとうに良いところですよ。
同じ福島県でも歴史があって趣が違います。
“福島県・会津弁です”
今日の写真「ノイバラのローズヒップに付いた雨粒は宝石のようにキラキラと輝いてとっても綺麗です」
意味:~ですね
中通り北部の福島市周辺で使う」「ない」→「~ね」よりも更に丁寧な言葉です。
使い方: 「こごをなし、右にまがってがらなし、しばらぐまっすぐ行ってなし・・・」
→直訳すれば「ここをですね、右に曲がってからですね、しばらく真っすぐ行ってですね・・・」
うん十年も前に酒屋さんで道を尋ねた時、30代と思える若主人がそう言って教えてくれました。
来年から始まる大河ドラマ“八重の桜”の舞台(鶴ヶ城・戊辰戦争)となる会津はほんとうに良いところですよ。
同じ福島県でも歴史があって趣が違います。
2012年12月26日水曜日
「かったでる」
今日の福島弁「かったでる」
今日の写真「雪を被った蜂屋柿 毎年皮を剥いて軒下に吊るして干し柿・あんぽ柿にします 福島の特産です・・・が、原発事故の影響で放射線量が高いために昨年から出荷制限・自家消費も出来なくなりました 今年もただただ木の上で寒風と雪に晒されるばかりなり」
意味:共通語には訳せません
強いて言えば“かきまぜる”や“かきまわす”でしょうか?
でも、やはり「かったでる」は「かったでる」としか言いようがありません。
使い方: 「炊きたでの釜のめしをかったででけろ」
→「炊きたてのお釜のご飯を“かきまぜて”くれ」
今日の写真「雪を被った蜂屋柿 毎年皮を剥いて軒下に吊るして干し柿・あんぽ柿にします 福島の特産です・・・が、原発事故の影響で放射線量が高いために昨年から出荷制限・自家消費も出来なくなりました 今年もただただ木の上で寒風と雪に晒されるばかりなり」
意味:共通語には訳せません
強いて言えば“かきまぜる”や“かきまわす”でしょうか?
でも、やはり「かったでる」は「かったでる」としか言いようがありません。
使い方: 「炊きたでの釜のめしをかったででけろ」
→「炊きたてのお釜のご飯を“かきまぜて”くれ」
2012年12月24日月曜日
「このきり」
今日の福島弁「このきり」
今日の写真「12月下旬になってもタマネギは11月11日に植えた当時と大きさはさほど変わりません これが春になるとぐんぐん大きくなってこぶしだい(拳大)になるから不思議です」
意味:しばらく このごろ
使い方:「このきりともだぢがられんらぐねンだ」
→「しばらく友達から連絡がないンだ」
今日の写真「12月下旬になってもタマネギは11月11日に植えた当時と大きさはさほど変わりません これが春になるとぐんぐん大きくなってこぶしだい(拳大)になるから不思議です」
意味:しばらく このごろ
使い方:「このきりともだぢがられんらぐねンだ」
→「しばらく友達から連絡がないンだ」
2012年12月22日土曜日
「ほっちぐる」
今日の福島弁「ほっちぐる」
今日の写真「種がこぼれて畑の端に育ったノラボウナ(のらぼう菜)は、畝を作って肥料を与えたよりも何故か育ちが旺盛で元気の様子です 不耕起・無肥料・無農薬・自然が一番」
意味:掘る
使い方: 「道路のまんながほっちぐったらあぶねべした」
→「道路の真ん中を掘ったら危ないでしょう」
今日の写真「種がこぼれて畑の端に育ったノラボウナ(のらぼう菜)は、畝を作って肥料を与えたよりも何故か育ちが旺盛で元気の様子です 不耕起・無肥料・無農薬・自然が一番」
意味:掘る
使い方: 「道路のまんながほっちぐったらあぶねべした」
→「道路の真ん中を掘ったら危ないでしょう」
2012年12月18日火曜日
「あぐど」
今日の福島弁「あぐど」
今日の写真「火鉢と南部鉄瓶(岩手県の南部地方の特産です) 炭も岩手県から取り寄せました ぐらぐらと煮えたぎった湯で割った芋焼酎のお湯割りをグイと飲み干すと六腑に沁みわたります」
意味:踵(かかと)
使い方:「電車おぢっとぎあぐどのぼらっちいでがった」
→「電車をおりる時に踵を踏まれて痛かった」
今日の写真「火鉢と南部鉄瓶(岩手県の南部地方の特産です) 炭も岩手県から取り寄せました ぐらぐらと煮えたぎった湯で割った芋焼酎のお湯割りをグイと飲み干すと六腑に沁みわたります」
意味:踵(かかと)
使い方:「電車おぢっとぎあぐどのぼらっちいでがった」
→「電車をおりる時に踵を踏まれて痛かった」
2012年12月15日土曜日
「いんがみだ」
今日の福島弁「いんがみだ」
今日の写真「夢ちゃんが寝ているほんの一時が我が家の平和の時間 この猫に破られた障子の張り替えも正月前までに行う爺の仕事」
意味:ひどい目にあった
使い方:「こないだのゆぎにはいんがみだ」
→「この間の雪で(朝の通勤時に大渋滞し車が動かず)ひどい目にあった」
今日の写真「夢ちゃんが寝ているほんの一時が我が家の平和の時間 この猫に破られた障子の張り替えも正月前までに行う爺の仕事」
意味:ひどい目にあった
使い方:「こないだのゆぎにはいんがみだ」
→「この間の雪で(朝の通勤時に大渋滞し車が動かず)ひどい目にあった」
2012年12月11日火曜日
「てろてろ」
今日の福島弁「てろてろ」
今日の写真「庭のノイバラ(日本に自生する野バラ)のローズヒップは雪がかぶり震えています ローズヒップティー(ローズヒップ茶)はビタミン、鉄分、カルシウム、リコピンなどを豊富で美肌・老化防止などの効果があるそうです ノイバラのローズヒップは“ちゃめこぐ(小さく)・ちっちゃこい(小さい)”などの他、お茶にしても大丈夫なのかsei爺は未だ調べていませんので飲用はお勧めしません」
意味:凍っている様の擬態語
使い方: 「けさ道路てろてろでおっかねがった」
→「今朝は道路が凍っていて(歩くのが)怖かった」
今日の写真「庭のノイバラ(日本に自生する野バラ)のローズヒップは雪がかぶり震えています ローズヒップティー(ローズヒップ茶)はビタミン、鉄分、カルシウム、リコピンなどを豊富で美肌・老化防止などの効果があるそうです ノイバラのローズヒップは“ちゃめこぐ(小さく)・ちっちゃこい(小さい)”などの他、お茶にしても大丈夫なのかsei爺は未だ調べていませんので飲用はお勧めしません」
意味:凍っている様の擬態語
使い方: 「けさ道路てろてろでおっかねがった」
→「今朝は道路が凍っていて(歩くのが)怖かった」
2012年12月9日日曜日
「ゆんべ」
今日の福島弁「ゆんべ」
今日の写真「雪化粧した庭 今朝の最低温度は零度以下でした 冬本番の到来です これから夕方にかけて更に多く降る予報です」
意味: 昨夜
使い方:「ゆんべ降ったんだべが 庭木もわだぼうしかぶったぞい」
→「昨夜降ったのだろうか 庭木も綿帽子かぶったよ」
今日の写真「雪化粧した庭 今朝の最低温度は零度以下でした 冬本番の到来です これから夕方にかけて更に多く降る予報です」
意味: 昨夜
使い方:「ゆんべ降ったんだべが 庭木もわだぼうしかぶったぞい」
→「昨夜降ったのだろうか 庭木も綿帽子かぶったよ」
2012年12月5日水曜日
「ちょろまが」
今日の福島弁「ちょろまが」
今日の写真「フジ(サンフジ)は里に雪が2~3回降ってから収穫したほうが実の中心に蜜が入り糖度と旨みが増します リンゴの中でも常温で晩春まで保存が利く抜群の品種です」
意味:落ち着きがなく動き廻る様子
使い方:「あのひどはちゃっこいどぎがらちょろまがしっだんだ」
→「あの人は小さい時から落ち着きがなく動き廻っていたんだ」
今日の写真「フジ(サンフジ)は里に雪が2~3回降ってから収穫したほうが実の中心に蜜が入り糖度と旨みが増します リンゴの中でも常温で晩春まで保存が利く抜群の品種です」
意味:落ち着きがなく動き廻る様子
使い方:「あのひどはちゃっこいどぎがらちょろまがしっだんだ」
→「あの人は小さい時から落ち着きがなく動き廻っていたんだ」
2012年12月1日土曜日
「~はぁ」
今日の福島弁「~はぁ」
今日の写真「夢がいやでめったに茶の間に来なくなったモウちゃんですが、今日は初雪も降り寒いせいか珍しく茶の間の椅子の上でうたた寝をしていました」
意味:もう~(だ)よ、もう~さ
とうに済んでいるよという意
感嘆符で語尾に用いる
使い方:「わがったでばはぁ」→「もう分かっているってば」
使い方:「ゆわいでるでばはぁ」→「とっくに(とうに)お風呂は沸いているから」
今日の写真「夢がいやでめったに茶の間に来なくなったモウちゃんですが、今日は初雪も降り寒いせいか珍しく茶の間の椅子の上でうたた寝をしていました」
意味:もう~(だ)よ、もう~さ
とうに済んでいるよという意
感嘆符で語尾に用いる
使い方:「わがったでばはぁ」→「もう分かっているってば」
使い方:「ゆわいでるでばはぁ」→「とっくに(とうに)お風呂は沸いているから」
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