2017年6月28日水曜日

「しょんでる」

今日の福島弁「しょんでる」

今日の写真「驚きました

昨日早朝にジャガイモの試し堀をしようと枯れかかった株に近づいたら足元にキジがうずくまっていました

『今朝はたまげだない
ジャガイモ試しに掘ってみっかどはだげ歩いでいっど足もどさキジがいだんだぞい
そばさ行っても鳥っこ逃げねんだ
卵だいでいだがら親鳥も必死なんだべない』

今朝も5時起きしてそれを撮りたくてカメラ片手に菜園に行きました

居ました居ました当たり前ですがそのキジが昨日と同じ場所に 背中と尾が見えます


知人から以前聞いたことがあります「キジは卵を抱いている時は人がかなり近づいても逃げない」と

全くその通りでした

上目づかいで私を見上げています メス鳥です

次に正面から撮ろうとうっかりして鳥をまたいで回り込んだらさすがの”逃げないキジ”もバタバタと飛び立っていきました

親鳥が飛び立った後には卵が9個ありました


その後、危険を感じて抱かなくなってしまったらどうしようと今になって心配しています

明日29日も5時起きして菜園に行って確認しなけりゃ」


「今日、会津米澤街道の桧原(ひばら)歴史館にあるラーメン店「奥裏磐梯らぁめんや」の会津山塩ラーメンを食べたいと車で片道を1時間と半をかけて行ってきました


午前10時半到着で私たちが一番乗り

お店には先客がだぁれもいません

でも店に入ってから20分もしない11時前位になっら6組ぐらいのお客さんが次々にやって来てテーブルがほぼ埋まりました

平日だというのに

土日祭日の12時過ぎだとスープがなくなって終了してしまうお店だとか

注文して待っているとすぐ運ばれて来ました 太縮れ麺です

喜多方ラーメンの麺みたい

3月20日にこことは違うお店で食べた会津山塩ラーメンはこれほど太い麺ではなかったような

それと初春だったからなのかそこではサヤエンドウも入っていましたから

お店によって具や麺までもが違うのでしょうね

ここの山塩ラーメンはなんとチャーシューが5枚も載っています


連れが頼んだチャーシューメンには10枚も入っており”普通の山塩ラーメンを頼めば良かった”と言ってました


ラーメンを食べながら桧原湖と磐梯山が見える眺めは贅沢そのものでした」


意味:(味が)しみ込みこんでいる

使い方:「山塩ラーメン 麺さ しょっぱいの しょんでねがった べ」
→「山塩ラーメン(を食べたけど) 麺には 塩っ辛さが しみ込んでなかった でしょ」

2017年6月21日水曜日

「おっぱぐれる」

今日の福島弁「おっぱぐれる」

今日の写真「茨城県の潮来市で6月25日迄開催されている水郷潮来あやめまつりに18日の日曜日に日帰りで行って来ました
 

福島西ICから潮来ICまで途中休憩2回をしながら高速道路を飛ばして片道4時間と30分余りの工程でハードな旅でした

かなりの人出でしたが会場近くの臨時駐車場は思ったよりもスムーズに駐車できました


有名な太鼓橋の形をした水雲橋を人垣を掻き分け往復したり、約30分の櫓(ろ)舟遊覧を楽しみました

♪潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは 舟で行く 月の出潮を ギッチラ ギッチラ ギッチラコ・・・♪ 


櫓漕ぎ舟に乗った”嫁入り舟” お嫁さんがとても綺麗です
○○家と○○家とあってモデルさんではなく本当のお嫁さんでした

そしてお嫁さんが舟に乗る前の長持唄(ながもちうた)もあり、昔ながらの再現もあり情緒あふれ、時間をかけても見に行ったかいがありました


実はこのところ先月から今月にかけて週末には遠出ばかりをしています 

5月には千葉県の京成バラ園、そして今月はこの茨城県の潮来あやめまつり 
それを挟んで6月11日には”東北絆まつり仙台”にも行ってました


この東北絆まつりは大震災後に東北6県で開催された東北六魂際を引き継ぎその名称を変えた祭りの第1回目です
 

青森ねぶた祭・盛岡さんさ踊り・秋田竿燈まつり・仙台七夕まつり・山形花笠まつり・福島わらじまつりを一堂に会して見ることができます 

ものすごい人出でしたがこのお祭りも行って満足度は100%でした」

意味:連れと離れてしまうこと

使い方:「まづりさなんか行って おっぱぐんによう きーつけんだぞい」
→「祭りなどに行って(一緒の人と) 離れてしまわないように 気をつけるンだよ」

2017年6月15日木曜日

「ひんぬぐ」

今日の福島弁「ひんぬぐ」

今日の写真「ホタルブクロが庭のいたる処で次々と咲きだしました


このホタルブクロは萼(がく)が反り返っていないのでヤマホタルブクロです


今年はクリスマスローズを数種類植えてあるツルバラのぞみ近くの場所にも別な種のホタルブクロがやって来て咲いてます


ホタルブクロは元々雑草ですのでたくましいのです

離れたところに植えてた筈のホオズキもクリスマスローズの舞台中央に躍り出て今やジャングルと化しました

この夏何を先に「ひんぬぐ」かです 

みんな可愛いので「ひんぬげね」かも!」

意味:引き抜く

同意語「ひっこぬぐ」

使い方:「桑の根っこ ちっちゃこいうぢ ひんぬいでくっちゃ」
→「(菜園のあちらこちらに芽吹いた)桑を 小さいうちに 引き抜いてやった」 


桑の実を食べた小鳥の仕業です。 

2~3年そのまま放っておいたら枝を何度切っても次から次と毎年出て来る厄介者です。

芽が出た1年目のうちに根ごと引き抜かなければなりません。

多分2年を過ぎたら手では抜けませんね。

抜くと分かるのですが桑は背丈よりもその2倍の長さもあろうかという根が地中深く伸びています。

2017年6月8日木曜日

「ぼっこれ」

今日の福島弁「ぼっこれ」

今日の写真 6月4日撮影 「菜園のズッキーニを初採りしました

最初に実った果実は出来るだけ小さい内に収穫します 苗の成長を促し弱るのを防ぐためです


キュウリもナスも同じようにしています

ズッキーニにはキュウリのような長い形のものとカボチャのような丸い形をしたものがあり、更に緑色と黄色があります

昨年のまあるくて可愛い黄色の実のなる苗が今年は手に入りませんでした


ソラマメを数年ぶりに昨年の晩秋に種を直播しました 芽吹いた赤ちゃん苗が真冬の寒さで枯れないようにその根元には籾殻を厚く敷き、寒冷紗(かんれいしゃ)のトンネル掛けで寒さ対策をしておきました


そのかいがあってか思ったよりも多く収穫できています

毎夕さやを5~6個採ってきてはガスコンロの魚焼きグリルで焼いて酒の肴としています

若い鞘は空を向いています だからソラマメと呼ばれたという一説があります 
写真のように鞘が下を向けばいよいよ収穫となります


昨年までは作っていなかったので宮城県村田町の道の駅に毎年この時期に行ってソラマメだけを買いに高速道路を飛ばしていたものでした

初めて訪れた村田市の道の駅ではソラマメだけしか売っていないような光景でした

いたる売り場がソラマメ・ソラマメ・ソラマメ

店員さんに聞いてみたら村田町はソラマメの本場、町の特産品とのことでした

どうりで」

意味:壊れているもの

使い方:「耕運機 ぼっこれでんだ」→「耕運機が 壊れているんだ」


耕運機を5月の連休に菜園に作ったビニール小屋から引っ張り出し耕していましたら車輪の軸元からポタポタと油漏れ。

オイルシールの破損でしょうか。

このまま使っていたらエンジンが焼きつくかと心配でその後は使いたくても使っていません。

3月にジャガイモを作付けするので使った際はなんともなかったのに。

昨年、この耕運機の不具合(クラッチを切っても2~3m進んでようやく停止、ベルト劣化などなど)があったので修理に出しました。

あちらこちらが悪いので全て直すけどと電話があり承知して出来上がったら修理代が10万円超え。

刈払機(草刈機)も3週間前はなんともなかったのに、先週末動かそうとしたら何べんやってもエンジンがかかりません。

新しい燃料(混合油)とプラグも新しいものと交換しても・・・

3年ぐらいは使った刈払機なのでエンジンの掛け方が分からない訳はないのに。

仕方がないのでホームセンターで4日新調しました。これで4台目です。13年で。

高い野菜になっています。

今回耕運機を修理しようか、どうしようかと悩んでいます。

今日の天気と同じように心はすっきりとせずどんよりとしています。

2017年6月5日月曜日

「ずさのる」

今日の福島弁「ずさのる」

今日の写真「庭のバラも次々と開花しています 

つるバラの舞姫かと思います 名札が無く正確な品名は今では定かではありません



今から十年くらい前に西部ドームで開催された国際バラとガーデニングショウに行った時に買い求めたバラです


八重咲きで小さいピンクの花をたくさんつけます 可愛いバラです


その舞姫?をバックにノボリフジも咲きだしました 一度植えると種がこぼれて庭のあちこちに出てきます



赤い花でカップ咲きのアンジェラは大好きなバラのひとつです
 

中輪でこれもたくさんの花がつくのでとても見栄えがします 庭を明るくしてくれます


梅の木の下で初春から咲いて群生しているイチリンソウとハーブの一種のセイジです


ここは雑草もお手上げ状態で生えない場所です


まだ来ない梅雨待ってますとばかりに咲いてしまったツユクサ


日が暮れる少し前の辺りが少々薄暗くなってから撮ったのでより幻想的な青色になった気がします」


意味:図に乗る(調子に乗る、つけあがる)

使い方:「せいせぎいいがらど ずさのってっと あどで 後悔すっかんない」
→「成績がいいからと 調子に乗っていると 後で 後悔するからね」


トラウマ

今日は夕方も気温が低かったので冷蔵庫のビールはキャンセルし、焼酎のお湯割りをグラスでいただきました。

グラスに熱湯を注ぐ時、私はいつも思うのです。
グラス(ガラス製のコップ)が割れてしまわないかと。
幼い時期に経験した想いが今だに蘇ります。

若い人は”割れないじゃん”又は”何で?”と。

昔のグラスと言うか、ガラス製のコップは熱湯を注いた途端に兎に角、見事に割れたンです。

今時のグラスは優秀です。

その当時の割らない知恵として徐々に低温のお湯から熱いお湯へと、グラスには数回に分けて注ぎガラスを慣れさすぐらいの程度でございましたです。はい。







2017年6月2日金曜日

「かすっぱり」

今日の福島弁「かすっぱり」

今日の写真「家の北側などの日陰を好むと思いきや、この春の日差しがきつい玄関前でも平気な顔をして咲いているドクダミです 昨年頃から急に株が増え始めました


この花は”4枚の真っ白い花びらに黄色いめしべ”ではなくウィキデータによると”4枚の白色の総苞(花弁に見える部分)のある棒状の花序に淡黄色の小花を密生させる(総苞は実質イミテーション)本来の花には花弁も萼(がく)もなく、雌蕊と雄蕊のみからなる”とのことでした

兎にも角にも繁殖力が強く薬草といわれても、邪魔だからといくらむしっても消えない草花です


大好きな大好きなホタルブクロが先月5月30日に一輪咲き、今日になって5輪となりました 今朝4時ごろの雷雨と暴風で倒れてはしまいかと心配でした 


ホタルブクロの花は日中になっても雨汁をたっぷりついています 


今年これからもこの後に続いて咲いてくれるホタルブクロが楽しみです


園芸種の桃糸ホタルブクロです 花が糸状なのでこの花には蛍が入ることが出来ませんね 

先月訪れた京成バラ園で売っていたのでホタルブクロに目が無い私はバラ苗と一緒に躊躇せず買い求めました」

意味:からかい半分の気持ちで手出しをする様(ちょっかい)

同義語:かすぱり

使い方:「かすっぱりすんのはすぎだがらなんだべ」
→「ちょっかいするのは好きだからなのでしょ」


前回の発信で
《黄色いバラはというと一般に咲た後に満開を過ぎると白っぽくなるバラが多いのですが、この”あとぅーるないんてぃないん”は黄色を保ったまま咲いていてくれます》

と書いたのですが、このバラも開花が進み散り際には黄色いバラ特有で花びらが白っぽくなってしまいました。ここに訂正をさせていただきます。

「黄色いバラは どだ種類でも 最後はしろぐ なっちまうんだない」
→「黄色いバラは どんな種類でも 最後は白く なってしまうんだね」