2010年5月31日月曜日

「いっぺ」


今日の福島弁「いっぺ」
 
今日の写真「植えた覚えが無いのに私道に群生している“アヤメ?”“カキツバタ?”多分50%の確立でアヤメではないかと思います。花の形からイチハツ(一八:福島弁ではイッパツ)やジャーマンアイリスではなさそうです。まして、湿地ではないのでヒオウギアヤメやハナショウブ、カキツバタではないでしょう。うーん、仲間がいっぱいあって難しいものです」 

意味:①いっぱい。 沢山。
②(何処かに)いるでしょう。 「いるべ」の転。

①の使い方:「いっぺあってわがんねべした」
→「いっぱいあって分からないでしょう」

②の使い方:「はだげのどっかさいっぺした」
→「畑のどこかにはいるいるでしょう」

こころ通う福島弁の使い方補習
1.「べした」と「ぺした」の使い分け:「べ」の前の語がつまった(促音)場合は濁音の「べした」ではなく、②の使い方の半濁音の「ぺした」になります。
2.「べした」、「ぺした」は「~でしょう」の意です。「べ」や「ぺ」で終わる場合は「~だろ」や「~だろう」の意になるので、目上の人と話す場合には「べ」や「ぺ」で終わらず「した」を付けて「べした」、「ぺした」とします。

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