2016年11月24日木曜日

「けづっぺた」

今日の福島弁「けづっぺた」

今日の写真「今年は紅葉狩りのタイミングを外しそれらの名所には行かずじまいになりましたので庭のモミジでプチ紅葉狩りと相成りました



寒さ本番を迎えツワブキが満開です 葉にツヤ(艶)があるので若いころはてっきりツヤブキと呼ぶのだと思っていました」


意味:臀部 (お尻の頬(ほお→ほっぺ→ほっぺた)) 

同意語:けづぺた

使い方:「はづゆぎでおっころんでけづっぺたしこたまぶっちまった」
→「初雪で転んでお尻(臀部)をおもいっきり打ちつけてしまった」



福島県における”市町村”の中の“町”の読みは全て“○○まち”です。

“○○ちょう”はひとつもありません。

東北6県では福島県だけです。


東日本大震災後、それまで全国版でめったに登場しなかった福島県浜通りの浪江町について某テレビ局のアナウンサーが“なみえちょう”と町名を間違えて言いました。

とっさに“なみえちょう”では無く“なみえまち”なのにと思いました。

まあ、私は福島県人なので“ちょう”なのか“まち”なのかを知っていますのですぐに間違いだと気付きました。

それよりもそのニュースを見ていた浪江町の人、恐らく何百人何千人もの人達は“ここの正確な町名の読み方も知らないで”と思ったに違いありません。

福島県の町名は全て“○○まち”なのです。

今存在する“町”は30余り”まち”と呼びます。

平成の大合併で消滅した町も”○○まち”でした。



ところで、一昨日22日の早朝(5時59分ごろ)に発生した福島県沖のマグニチュード7.4の地震に続き、その余震とみられるやや強い地震が今朝(6時23分ごろ)も同じ福島県沖で起きました。

連日、携帯電話の緊急地震速報で突然起こされ、午前中は頭が重くすっきりしませんでした。

某公共放送の地震速報です。

「福島県で震度4が観測されたのは福島県のいわき市、天栄村、泉崎村、玉川村、双葉町」

「続いて福島県各地の震度3を観測したのは福島市、会津若松市、郡山市、福島伊達市、本宮市・・・桑折町、国見町、川俣町、大玉村、鏡石町、西会津町、磐梯町、猪苗代町、会津坂下町、湯川村、柳津町、会津美里町、西郷村、中島村、

やぶきちょう・・・(ん? やぶきちょう?)、

棚倉町、石川町、浅川町、古殿町、小野町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、浪江町、新地町、飯舘村でした」・・・とさ。


ちょっと、ちょっと”やぶきちょう”ではなく”やぶきまち(矢吹町)”だべさ。

全国放送だから中央のアナウンサーなのと早朝だから仕方が無いか。
御苦労さまです。

福島支局のアナウンサーなら読み方は知っているはずですよぉ~。

原稿用紙にはルビがふっていないのでしょうかね~ぇ。


中国では訓読みが無く音読みだけなので人名や地名などの固有名詞の読みは間違うことが無いとか。
皆さん、聞いたことありません?


補足。
市の町名には”まち”ばかりではなく”ちょう”も多い福島市です。

”ちょう”は旧市内(元からの市内)に多く、例えば福島市五月町(さつきちょう)、陣場町(じんばちょう)、清明町(せいめいちょう)...etc。

”まち”は新市内(合併された元○○郡○○町)で、福島市松川町(まつかわまち)、福島市飯坂町(いいざかまち)などなどです。

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