2013年3月28日木曜日

「はんぴ」

今日の福島弁「はんぴ」

今日の写真「おひさまに当たると花を広げるクロッカスも夕方から早朝まではこのように閉じています」


意味:半日

使い方:「あの山のてっぺんさ登るにはんぴはかがっぺない」
→「あの山の頂上に登るまでには半日はかかるでしょうね」

2013年3月23日土曜日

「あまっこ」

今日の福島弁「あまっこ」

今日の写真「余りにも雨不足で乾燥しきった庭のクリスマスローズが可愛そうだったのでたっぷりと水やりをしました」


意味:甘えん坊 (又は、あまっこの”こ”は子どもの”子”なので”甘えん坊な子”)

同義語:びれっこ

使い方:「このねごこは だんじにもよぐだがさって なんだどまず あまっこだべした」
→「この子猫は 誰にでも良く抱っこされて なんとまぁ 甘えん坊ですね」

2013年3月22日金曜日

「びっちびっち」

今日の福島弁「びっちびっち」

今日の写真「♪さざんか さざんか 咲いた道 焚火だ 焚火だ 落ち葉焚き・・・♪ 庭の山茶花を見てふっと口ずさんでしまいました」

 
 
意味:きちんきちん(規則正しく正確に) きっちり

使い方:「そどがわのはだげがらなっぱの苗をびっちびっちどうえでいぐ」
→「外側の畑から葉物の苗をきちんきちんと植えていく」

2013年3月19日火曜日

「いがる」

今日の福島弁「いがる」

今日の写真「一番最初に咲いた雪割り草は、ちょうど2年前のこの時期に原発事故で新潟県の関川村に自主避難した際数株買い求めた中のひとつです 関川村の皆様、その節は閉鎖した小学校の教室で宿泊させていただき大変お世話になりありがとうございました モウちゃん(愛猫)は夜は寒いのでエンジンをかけっぱなしの車中で毎晩過ごさせました」


意味:埋まる

使い方:「おどなりやまがだけんの米沢市では春彼岸のはがは例年だどまだゆぎでいがっちまっているんだど」
→「お隣の山形県米沢市では春彼岸の墓(石)は例年だといまだに雪に埋まっているんだって」

2013年3月13日水曜日

「ほそこい」

今日の福島弁「ほそこい」

今日の写真「庭でこの春いちばん最初に咲いたフクジュソウ いよいよ春本番がすぐそこまで近づいている証です」


意味: 細い

使い方: 「ごんぼ みでに ほそこい だいごんだべした」
→「ゴボウ みたいな(のように) 細い ダイコンですね」

2013年3月9日土曜日

「きしょぐわり」

今日の福島弁「きしょぐわり」

今日の写真「畑のあちらこちらに咲きだしたオオイヌノフグリは春が来たよと教えてくれているかのよう 可憐な小さな花なのでとても可愛いですね

早春といえばウグイスも前回更新した5日の早朝から毎日ホーホケキョと聞けるようになりました 初鳴きは下手だなどと聞いたことがありますがそんなことは無くとても上手いものです」


発音:きしょぐわりー 

意味:(いやな物を見て)気持ち悪い 

気分が悪い訳ではありません。気分が悪い場合は「気分わり」と言います。 

「きしょぐ」は「きしょく(旗色)の濁音化」で「わり」は「悪い」 

戦国時代に敗戦が濃くなった時「旗色(はたいろ=きしょく)が悪い」が語源

2013年3月5日火曜日

「だんぽ」

今日の福島弁「だんぽ」

意味:旦那

羽振りの良いお店(それもかなり大規模な商店)の主人を指し、農家や勤め人の家長には"だんぽ"とは言いません。

今日の写真はお休みします。