2016年8月31日水曜日

「かんぶかんぶ」

今日の福島弁「かんぶかんぶ」

今日の写真「過日福島県いわき市の石炭化石館に行く途中、バイキングレストランに立ち寄った際にそのレストランの広場一面に咲いていたペチュニアです


2時間食べ放題で私と家内はシニア料金、孫2人は4歳未満につき無料でしたのでとてもお得感がいっぱいです 

シニアの私でもこの時ばかりはと何度も席を立って料理の他にフルーツ・スイーツ・アイスクリーム・コーヒーまでいただきお腹いっぱい食べました」

意味:赤ちゃんの首振り(乳幼児に首を左右に振らせるときに言う言葉)

使い方:「かんぶかんぶしてみっぺない! はい、かんぶかんぶー(と赤ちゃんに向かって言います) 」 

赤ちゃんはすぐに反応して首を左右に何度も振ります

sei爺の孫娘は生後10ケ月でかんぶかんぶをしています。

2016年8月25日木曜日

「みったぐなし」

今日の福島弁「みったぐなし」

今日の写真「“みだぐ梨”の看板にびっくりしました ここは福島市でも梨の本場の地域です 


今日の福島弁「みったぐなし」とほぼ同じ意味でしょう 

名付けの親は「なし」を「梨」に変えて、ほんとうは美味しい梨なんだけど、可愛くない梨・形の良くない梨・味の悪い梨だよと卑下したのでしょうね」

意味:可愛くない様・人

使い方:「みったぐなしだごどぉ」
→「可愛くない人だこと」 

「ろくでなし(どうしようもない人だ)」や「人でなし」みたいに「なし(様子又は人)」を「みたぐね(醜い)」の後に用います。

2016年8月15日月曜日

「かっこむ」

今日の福島弁「かっこむ」

今日の写真「家の近くにある沢山の桃畑ではお盆時期に収穫の最盛期を迎えました



品種は確かではありませんが“あかつき”でしょうか」


意味:掻き込む(かきこむ:急いで食べる)

使い方:「まんまほだいっぺんにかっこむどつまらせっから」
→「ご飯をそんなに一度に掻き込むと(喉)つまらせるから」

さぐじづのはが参りには爺ちゃん(父)のだいすぎだった混ぜご飯どばあちゃん(母)がすぎだったオロナミンCをあげできました。

あどビールも目一杯冷やして。本物のビールだぞい。

女房曰く“あんだは毎晩飲むがら第2のビールでいいんだげんちょも、爺ちゃんは年に数回しか飲まんにんだがら本物のビールにしてんだがらない“だど。

2016年8月7日日曜日

「されわすれ」

今日の福島弁「されわすれ」

今日の写真「7月18日にキュウリの種をポット播きしてから2週間と少しで本葉も出て大きくなりました



こちらも6月4日に種播きし育てた8株のキュウリです 今、収穫の最盛期を迎えており食べきれない程の本数が毎日採れます
 


今時のキュウリは全くと言って良いほど苦くありません 品種改良が進んでいますね 

一昔前のキュウリはヘタの部分が苦いために切り取ったヘタを切り口に擦り合わせ乳白色のヌルヌルを出してアク抜きしたものです」

意味:すっかり忘れていている、する事を忘れる
され→する

使い方:「とおみぎ取って来んのなんにじもされわすれでだ」
→「トウモロコシ収穫して来るのを何日もすっかり忘れてた」

※訂正
前回のブログで「干瓢(かんぴょう)に接いだキュウリ」との表記は正確ではありませんでした。
干瓢はウリ科でユウガオの実ををひも状に剥いて 乾燥させたものですので正確には「ユウガオに接いだ」キュウリでした。
お詫びして訂正させていただきます。

因みにユウガオはウリ科なのでアサガオやヒルガオとは同じ仲間ではないらしいのです。
アサガオとヒルガオがあるので”夜顔”は無いかと調べたらありました。
ヨルガオ」が・・・。
これはアサガオとヒルガオの仲間です。
そして、アサガオとヒルガオ・ヨルガオヒルガオ科だそうです。
名前から想像してしまうので何科になるのかは紛らわしいですね。