2015年7月31日金曜日

「いぎひ」

今日の福島弁「いぎひ」

今日の写真「夏野菜のオクラはすくすくと育っています 


菜園ではモロヘイヤも同時に収穫が出来、その他作っていないヌルヌルはヤマイモと海藻のめかぶなどを買ってきて自家製のキュウリも入れたりして夏バテ防止にと頻繁に朝夕食卓に登ります」

意味:液肥

使い方:「毎週いぎひくっちっからオグラもいぎおいいいごど」
→「毎週液肥をくれているからオクラも勢い(の又はが)いいこと」

「ふぐしまの人はいどえのくべづつがんにがんない 東京の人らもひとし まぢがえでっぺした」
→「福島の人はいとえの区別が出来ないからね 東京の人達もひとし(を)間違えているでしょ」

2015年7月27日月曜日

「ねっちがえる」

今日の福島弁「ねっちがえる」

今日の写真「純白のカサブランカは、赤花が咲き終わった後にピンクの花が散ってからようやく咲きました 


この花が終わってからお礼肥をあげます 来年も楽しませてくださいと」


意味:寝違(ねちが)える

使い方:「ねっちがえでくびがらかださかげでいでごど」
→「寝違えて首から肩にかけて痛いこと」

2015年7月21日火曜日

「どまづぐ」

今日の福島弁「どまづぐ」

今日の写真「私は昔からこのような花をつい、テッセン(鉄仙)と呼んでしまいますがクレマチスと云うのが世間一般の呼び名ですね この花の正式名は妻は解るでしょうがシャワー中なので聞く事が出来なくて今回は不明となります」


意味:話がつかえる

戸惑うという意味には使いません

使い方:「久しぶりに人前でしゃべったもんですっかりあがっちまってどまづいだのなんの」
→「久しぶりに人前で話をしたものだからすっかりあがってしまって話がつかえてしまったわ」

2015年7月16日木曜日

「てひっかいで」

今日の福島弁「てひっかいで」

今日の写真「鉢植えのピンクのカサブランカが一足早い赤のカサブランカに続けとばかりに咲きました 純白のカサブランカはまだ蕾です」



意味:手を引いて

使い方:「おっころばねように かあちゃんさ てひっかいでいぐんだよ」
→「転ばないように お母さんに 手を引い(もらって)行くのだよ」

2015年7月13日月曜日

「あづぼったぐね」

今日の福島弁「あづぼったぐね」

今日の写真「大好きなネジバナ 

ラン科の山野草で種がこぼれあちらこちらの鉢に根付いて年々増えています 

良く公園等の芝生に群生しているのを見かけます これは土を動かさないために増えるのです
 

昨年バルコニーに置いた鉢に一株だけ咲いた希少な白花のネジバナは、今年になって二株に増えて咲きました」

意味:厚手ではない

使い方:「今日は猛暑日になるみでだがらあづぼったぐねくづした出しどいで」
→「今日は猛暑日になるみたいだから厚手ではない靴下を出しておいて」

2015年7月8日水曜日

「しゃで」

今日の福島弁「しゃで」

今日の写真「今年も菜園のトマトの共栄又は共存作物といわれるコンパニオンプランツのマリーゴールドをトマトの株間に植えました 

虫で云えばアブラムシと蟻(あり)、海の中ではイソギンチャクとクマノミあるいはテッポウエビとハゼの共生といったところでしょうか 

バジルの種も遅まきながら畑の隅に播いたので本葉、4~5枚になってからトマトの味が良くなるとか聞きますのでその根っこ近くに移植する予定です」


意味:弟(おとうと:実の弟又は弟分)

舎弟(しゃてい)の濁音化と訛り

使い方:「ばっちこだどばっかし思っていだのにあんだにしゃでいだんだって?」
→「末っ子だとばかり思っていたのに貴方には弟がいたンだって?」

2015年7月4日土曜日

「はなぐら」

今日の福島弁「はなぐら」

今日の写真「カサブランカと言えば一般には白花の大型のユリですが、2年前の早春に河津桜を見に伊豆に旅行した際球根を買い鉢植えした赤花のカサブランカは12個も花芽をつけ下の蕾から順々に咲き始めました」


意味:いびき

使い方:「さぐばんおら はなぐらかいでねったどいわれっちまった」
→「昨晩私は いびきをかいて寝ていたと言われてしまった」