2019年1月27日日曜日

「よごちょ」

今日の福島弁「よごちょ」

今日の写真「昨日、川原へ散歩”この先まだ行くの?雪深いンだもん”っと鼻に雪を付けたフーちゃん


”もちろん行くヨー”と言ったら草を咥えて”ちょっと考えさせてー”


炬燵にはテーブルが乗っているので私の膝の上で香箱座りしてリラックスしている今日のユメちゃん



一方ではおもちゃに囲まれ紐を咥え仰向けで遊んでいるフー」


意味:横

使い方:「よごちょがらわりごんでわがんねべした」
→「横から割り込んではダメでしょ」

2019年1月20日日曜日

「ほっくりがえす」

今日の福島弁「ほっくりがえす」

今日の写真「小瓶に入った栗ぜんざいを食べていたらフーもほしいとせがんだので少しだけ残し瓶ごと預けました


舌を伸ばして周りだけではなく、まるで洗ったかのように底の餡まで綺麗になめてしまいました

長いベロだごどぉー
牛タンならずフーの舌(タン)でフータンです


太りやすい性質なので甘いものを食べたら散歩の時間です
川原に行ったら畑の脇でオオイヌノフグリが数個咲いていました
厳冬だというのに春まで待てなかったのでしょうか

接写してみました」

意味:掘り返す

使い方:春になる前に
「はだげのつぢほっくりがえしておがねど」
→「畑の土を掘り返しておかないと」


2019年1月13日日曜日

「あらほど」

今日の福島弁「あらほど」

今日の写真「福島市飯坂町湯野字高畑の西根神社で11日から明日14日まで行われているどんと祭(どんとさい)に行きました

お正月飾りなどをお焚き上げしていただく神事なので毎年納めに行っています

どんと祭って東北、特に宮城県を中心とした呼び名だそうで他の地域ではドント焼きと云うそうですね

ところで、それと同時開催の高畑天満宮のうそかえ祭(うそかえさい)でうそ鳥を買い求める大勢の人達で長蛇の列が出来ていました

私はどんと祭だけのためですので、それをしり目に境内をスタスタ歩いて桑の根っこ等がぼうぼう燃える中にしめ縄などを納めてから西根神社にお参りを済ませ帰宅しました

うそ鳥は最小から最大まで5種類あって毎年一つずつ大きいものに代え買えていくものなのだとか

このうそ鳥はお隣山形県の米沢市の職人さんが作っているらしいです

そう言えば私が現役の頃、米沢市周辺のお得意さんの多くの事務所にはこの木彫りと同じもの(?)が飾ってあったような

高畑天満宮の御祭神はもちろん菅原道真公です

江戸時代に鎮座し、この後の明治時代に作られた西根神社と同じ敷地の境内社となります」

意味:沢山  あんなに

使い方:「うそどり買いさあらほど並んでだ」
→「うそどりを買うのに沢山(の人)が並んでた」

2019年1月4日金曜日

「かだしい」

今日の福島弁「かだしい」

明けましておめでとうございます
本年もご訪問くださいますようなにとぞよろしくお願いいたします

今日の写真「昨年暮れの28日から3日間続けて降った大雪はようやく融けてくるぶしくらいになりました

フーは胸まで浸かって歩きにくそうだったのに昨日あたりからはピョンピョン飛べて散歩が楽そうです


堤防脇の渋柿、今は鳥も食べず実が熟んで真っ白い雪の上に赤い模様をつけるかのように沢山落ちています」

意味: ①倹約 ②身持ちが良い ③義理堅い

同意語:かだい

使い方:③の使い方「あの人はかだしいがら毎年、年始あいさづ来てけンだ」
→「あの人は義理堅いから毎年、年始の挨拶に来てくれるンだ」