2011年12月30日金曜日

「たっぺ」


今日の福島弁「たっぺ」

今日の写真「家の西側に植えてあるノイバラの赤い実が雪の綿帽子をかぶりました ドックローズ(原種のバラ)を始め一重で白や薄いピンクの花を咲かせる他のバラも同じように赤い実をつけますね」

意味:雪が凍った状態

使い方:「たっぺすべりすっぺで」
→「氷滑りしようよ」

2011年12月16日金曜日

「つもんね」


今日の福島弁「つもんね」

今日の写真「クリスマスツリーとサンタクロース 今年は東日本大震災・特にここ福島は第1原発事故、それと欧州の金融不安、さらにタイ大洪水といろいろあった年になりました 来年は良い年であるように願います」

意味:積もらない

使い方:「このぐらいのゆぎでは、道路さ つもんね ん だべがら」
→「この位の雪では、道路に 積もらない だろう(でしょう)から」

2011年12月5日月曜日

「よめっこ」





今日の福島弁「よめっこ」

今日の写真「“おくるみ童(わらべ)”この作品もコラッセふくしま “手づくり さくら”で明日展示します 此の度はPRが3日間も続いてしまいました やり過ぎです すみません」

意味:お嫁さん

使い方:「めんごいよめっこだごどぉ」
→「可愛いお嫁さんだこと」

「めんごい」は2009年11月3日に登場済みです。

2011年12月4日日曜日

「まだるっこい」


今日の福島弁「まだるっこい」

今日の写真「新・つるし飾り この作品もコラッセふくしま12月6日(火)“手づくり さくら”で展示します」

意味:もどかしい。 じれったい。 はがゆい。

使い方:「あんだのしごどまだるっこいごどぉー」
→「あなたがする仕事はもどかしいったらありゃしないわ」

2011年12月3日土曜日

「ざんぶこんぶ」


今日の福島弁「ざんぶこんぶ」

今日の写真「福島駅西口にあるコラッセふくしま1階アトリウムで今月の5日~7日までの3日間第17回 手づくりショップ が開催されます この千匹猿は12月6日(火)の1日のみ出店“手づくり さくら”で展示即売します よかったら来てくなんしょない 千匹猿:猿は「災いをさる」に通じると言われ、千匹猿を祭るとすべての厄が払えるそうです」

意味:湯水のように(贅沢に)

使い方:「ざんぶこんぶ使ったら、いぐらあってもたんにべした」
→「湯水のように使ったら、いくらあっても足りないでしょ」

2011年11月20日日曜日

「しょむ」


今日の福島弁「しょむ」

今日の写真「一度は行ってみたかった東京葛飾柴又にある帝釈天に一週間前の日曜日に行く機会がありました 映画、寅さんでも有名な団子屋さんのとらやです お店の中は大勢のお客さんが団子を頬張っていました」

意味:しみ込む

使い方:「コンニャグよりダイゴンの方がしょむべした」
→「コンニャクよりも大根の方が(味が)しみ込むでしょ」

2011年11月6日日曜日

「かね」


今日の福島弁「かね」

今日の写真「家庭菜園のチェリーセイジです もう6~7年間植えっぱなしで剪定もしてやらないため伸び放題です 真冬の氷点下でも枯れず、大雪の重さにも耐え2株が寄り添ってこんなにもたくさんの花がつきました」

意味:食べない。 
「食わない」の「食わ」が「か」になり、「ない」は福島弁で「ね」になるので「か・ね」

使い方:「朝メシじがんねぃのでかねがら」
→「朝ご飯を(摂る)時間が無いので食べないから」

2011年10月30日日曜日

「いやしこ」


今日の福島弁「いやしこ」

今日の写真「食用菊がようやく満開になり摘む時期となりました お隣の山形県米沢市では黄色い食用菊も“もってのほか”と言う? ここ福島では赤系の食用菊だけを指して“もってのほか”と呼びます それから米沢市では黄色い食用菊は人気薄だとか 反対に福島市では赤系の食用菊より黄色系が好まれます これから両県で始まる芋煮会:河川敷で行います 米沢市では芋煮といえば里芋と牛肉です 福島はジャガイモと豚肉です 車でたった40~50分位しか離れていないのに食文化はこのようにこの他にも沢山違いがあります」

意味:食いしん坊。いやしい子。 (食べ物に)いやしい子供(人)を指した言葉。

使い方:「あんだはいやしこなんだナイ」
→「あなたは食いしん坊なのだね」

2011年10月15日土曜日

「でなぱんく」


今日の福島弁「でなぱんく」

今日の写真「めずらしい白花のミズヒキは赤花ミズヒキのすぐ脇に鉢植えにして置いています 紅白が揃って目出度し目出度し」

意味:額(ひたい)の広い人のこと
「でな」は「額」のことで2009.6.16に登場済みです。

使い方:「でなぱんくなんですぐわがっから」
→「額の広い人なのですぐ分かるから」

2011年10月11日火曜日

「はらくっち」


今日の福島弁「はらくっち」

今日の写真「祝儀に用いる“水引”に似ていることから名付けられたミズヒキと言うタデ科ミズヒキ属の雑草です 多年草で今秋はそのすぐそばに置いた鉢から二芽ほど生え増えました」

意味:お腹がいっぱい

使い方:「食いすぎではらくっちぐなった」
→「食べ過ぎてお腹がいっぱいになった」

2011年10月10日月曜日

「うづぐし」



今日の福島弁「うづぐし」

今日の写真「宮城県川崎町の国営みちのく杜の湖畔公園 “コスモス&コキアde COKOフェスタ:10月23日迄”に行って来ました コキア(ほうき草・箒木(ほうきぎ))は色づき紅葉見頃でした」


意味:綺麗


使い方:「コスモスどコキアのうづぐしごど」
→「コスモスとコキアが綺麗だ(ね)」

2011年10月9日日曜日

「めっこめし」


今日の福島弁「めっこめし」

今日の写真「毎年秋祭りが近づくと決まってほのかな芳香を漂わせるキンモクセイ 小さな小さな花の集まりです」

意味:芯が残った固いご飯

使い方:「今朝のまんまはめっこめしだったナイ」
→「今朝のご飯は芯のあるご飯だったネ」

2011年9月30日金曜日

「ねごっこ」


今日の福島弁「ねごっこ」

今日の写真「手づくりの黒猫は噛みつきも引っ掻きもしないし膝にいつまでも抱っこします モウちゃんとは全て大違い 本物の黒猫がほしいがモウちゃんが黙っちゃいないから諦めるしかない」

意味:子猫。 猫の子。

使い方:「ねごっこもらってくれる人いねべが」
→「子猫を貰ってくれる人はいないかしら」

2011年9月25日日曜日

「しおびぎ」


今日の福島弁「しおびぎ」

今日の写真「コスモスの花の中に星がたくさんあること知ってました? それと関係があるのかどうか分かりませんが古代ギリシアの数学者、哲学者のピュタゴラスは、宇宙を指すのに“kosmos:コスモス”という語を用いたンだそうです!」

意味:新巻鮭、鮭(サケ)や鱒(マス)の塩漬け

使い方:「しおびぎは冬の保存しょぐだべした」
→「新巻鮭は冬の保存食でしょ」

2011年9月24日土曜日

「さんけねご」


今日の福島弁「さんけねご」

今日の写真「昨日はお彼岸の中日でした 彼岸花は毎年この時期になると真っ青に澄み切った秋の空を見上げて鮮やかな真っ赤っかな花を精いっぱい広げて咲かせます」

意味:三毛(みけ)猫
三毛=さんけと呼んだことから。

使い方:「あんだいのさんけねごかわいんだごどー」
→「貴方の家の三毛猫は可愛いわ」

2011年9月19日月曜日

「いっちょめ」


今日の福島弁「いっちょめ」

今日の写真「妻が作ったワンコイン入れキーホルダー 先日うっかりして財布を忘れたまま出かけた際、数個作ったうちの一つを持ち歩いていたので500円硬貨1枚を使って電車に乗ったり、ミネラルウォーターを買うことが出来て助かりました ありがどナイ」

意味:一人前

使い方:「このしごどは10年、20年すぎねどいっちょめになんねんだ」
→「この仕事は10年、20年過ぎないと一人前にならないンだ」

2011年9月14日水曜日

「おやす」


今日の福島弁「おやす」

今日の写真「放射線量が高いまま手入れが思うようにゆき届かない庭にも秋の便り 白花の秋明菊が一輪咲きました」

意味:生(は)やす

使い方:「ずっとひげ(髭)そんねみでだがら、おやすの?」
→「ずっと(前から)ひげを剃らないみたいだから、は(生)やす(貯える)の?」

2011年9月10日土曜日

「よっきる」


今日の福島弁「よっきる」

今日の写真「結婚式テーブルの幸せいっぱいなお花をいただいてきました」

意味:酔っ払う。 酔う。

使い方:「今日およばれでよっきらねぃでナイ」
→「今日の結婚式の招待で酔っ払らわないでね」

2011年9月5日月曜日

「まぜて」


今日の福島弁「まぜて」

今日の写真「実るほど頭を垂れる稲穂かな 散歩コースの田んぼの様子 余計なモノが入っていませんように」

意味:(遊びや仲間に)入れて

使い方:「おらもまぜてけろ」
→「私も入れてちょうだい」

2011年8月31日水曜日

「なんせかんせ」


今日の福島弁「なんせかんせ」

今日の写真「住まい近くのまだ青いリンゴ おそらくフジ(ふじりんご・富士・サンフジ)ではないかと思います フジなら12月に入り雪が2~3度降った後収穫したほうがが蜜が入りおいしくなります セシウムが入ってないように願わずにはおられません」

意味:何としても。 どうしても。

使い方:「なんせかんせあしたはがんばっぺで」
→「何としても明日は頑張ろうよ」

2011年8月28日日曜日

「しりっぽ」


今日の福島弁「しりっぽ」

今日の写真「玄関ホールで撮ったモクちゃん 避難先の千葉県の飼い主の元に今日帰りました 4月中旬からここで4ケ月間と少し頑張ったンだワン」

意味:尻っ尾(しっぽ)

使い方:「あだまなででやっと、うれしどいづも しりっぽふってくっちゃ犬だったべした」
→「頭を撫でてやると、嬉しいといつも 尻っ尾(しっぽ)を振ってくれた犬だったよね」

2011年8月27日土曜日

「みいい」


今日の福島弁「みいい」

今日の写真「我が家の農産物の御用達である毎度おなじみの伊達市んめーべで買い求めた真ん中がぺっちゃんこのめずらしい蟠桃(ばんとう)という桃です 孫悟空も食べた桃だそうで、この桃をひとつ食べると千年生きるという伝説があるそうです 丁度店内に生産者の方がいらして“栽培に手間暇かかり100個中、約半分の50個は種が割れ規格品外になります 毎年リピーターの方から注文があるンですよ 知る限りでは近くの農家5軒でしか栽培されていません 規格品は赤坂の料亭でデザートとして出されます あかつきという品種がショートケーキだったら、この蟠桃は和三盆です”とおっしゃっていました 食したら確かにさらっとしたまろやかな甘さの桃でした 長生きしそう!」

意味:見やすい

使い方:「この角度がら撮ったほうがみいい」
→「この角度から撮ったほうが見やすい」

2011年8月24日水曜日

「きたい」



今日の福島弁「きたい」

今日の写真「22日月曜日の夜に警戒区域である福島県南相馬市小高区からの避難犬モクちゃんの飼い主から、今度の日曜日(28日)に、避難先の千葉県から引き取り来ると連絡がありました 4月中旬から預かったので約4ケ月になりました 情も移りました でも、本来の飼い主の元に帰るのが一番ですね 朝昼晩3回の散歩で携帯電話機能の万歩計の数値は、ここ3日間何故か急に跳ね上がりました」

意味:不思議

使い方:「きたいどこの2~3にぢ以前よりおおいじがん散歩しっちまった」
→「不思議とこの2~3日以前より多い時間を散歩してしまった」

2011年8月23日火曜日

「ふぐぢ」


今日の福島弁「ふぐぢ」

今日の写真「散歩コースの桃畑には桃の実がたくさんついています しかし反射シート(銀色なので太陽光が射さない桃の裏側にも色付けさせるためのシート)の上には、ひとりでに落ちた桃が例年になくものすごく多いのです 毎朝もったいない気持ちで見つめてしまいます JA(農協)から指導があり、地面に一度落ちた桃は缶詰やジュース(ネクタリン)用にも出荷しない 収穫した桃の籠も地面に直に置かない セシウムが付くからだとか 生産者は吹雪の中の2月ごろから畑に出て剪定、消毒数回、花粉交配、実スグリ、品種によっては袋かけ、草刈り、そして日が明けると同時に畑に出て収穫し選果場に持ち込みます 同日夕方又、収穫します 家族総出の重労働です 今年は出荷単価も下がり気の毒としかいいようがありません」

意味:大根やカブなどの食べ物に巣(空気穴)が入った状態のこと。

使い方:「このたぐわんふぐぢでうまぐね」
→「この沢庵は巣が入っていておいしくない」

2011年8月21日日曜日

「うっしょ」


今日の福島弁「うっしょ」

今日の写真「若い&新鮮なキュウリほどトゲトゲがたくさんついています キュウリにしてみれば、まだ種が未熟なので虫達に食べられないようにしているンだそうです 実が熟し播いても芽が出るような種が出来る時期になるとトゲが無くなります 虫さんどうぞお食べ! そして種をあちこちに播いて! となる訳ですが人間は若い実のうちに取って食べてしまいます」

意味:裏。 裏手。 後。

使い方:「うっしょのはだげのキュウリとりさ行ってくっかんネ」
→「(家の)裏の畑のキュウリを取りに行ってくるからネ」

2011年8月19日金曜日

「しくだい」


今日の福島弁「しくだい」

今日の写真「飯坂温泉ファイヤー祭の前夜祭の花火打ち上げ 午後7時半から約20分間の花火大会でした 今夜も何十枚か連写で撮ったのに、この花火だけは上手に写せたという記憶がないような・・・」

意味:宿題(しゅくだい)

使い方:「しくだいやんねでがっこさいぐどせんせにおごられっから」
→「宿題(しゅくだい)をしないで学校に行くと先生に叱られるから」

2011年8月14日日曜日

「からまり」


今日の福島弁「からまり」

今日の写真「昨日の13日に福島市の高湯温泉街をすり抜け、無料開放中である吾妻スカイラインに行って来ました 浄土平の駐車場(ここも無料中)に車を止め、吾妻小富士に登ってすり鉢めがけて撮りました
宮城県蔵王のお釜のような沼(五色沼)はもちろん、水一滴ありません」

意味:ある年齢を指した前後の歳。 ある時間を指した前後の頃。

使い方:「あのしど ろぐじゅう からまり だべが」
→「あの人は 60歳前後 だろうか」

2011年8月11日木曜日

「よぐ」


今日の福島弁「よぐ」

今日の写真「純白色で大きい花を咲かせるユリの女王と呼ばれるカサブランカ 庭で強い香りを放ち咲き誇っています」

意味:いつも。 たびたび。

使い方:「よぐきてだ人だべ?」
→「いつも来ていた人でしょ?」

8月6日の「よぐあんちゃんにおぶさったもんだ」→「良く兄におんぶされたものだ」
→「いつも(たびたび)兄におんぶされたものだ」

2011年8月6日土曜日

「おぶさる」


今日の福島弁「おぶさる」

今日の写真「福島の桃は種類がいっぱい 7月中旬頃から暁星(ギョウセイ)、そして今が旬の8月上旬からあかつき・まどか、8月下旬から9月上旬の川中島白桃・ゆうぞら・黄金桃など 大久保や岡山白桃、白鳳などはあまり見かけなくなりました」

意味:おんぶされる。 おんぶしてもらう。

使い方:「よぐあんちゃんにおぶさったもんだ」
→「良く兄におんぶされたものだ」

2011年8月4日木曜日

「さぎおどどい」


今日の福島弁「さぎおどどい」

今日の写真「娘から届いた胡蝶蘭は何かの記念だとか 花は1株から2本立ちでプロ仕立てだから葉の枚数がすごく多い 素人はこうはいきません しばらくしたら素焼きの小ぶりな鉢に植え替えます このまま大きい鉢に植えたままだと確実に枯れてしまうから 来年も必ず咲かそうっと」

意味:一昨日(おととい)の前日

使い方:「さぎおどどい 東京さいるむすめがら届いだ胡蝶蘭 花キューピッドどいうやづでおぐったんだべが」

→「一昨日の前日(8月1日)に 東京に住んでいる娘から届いた胡蝶蘭 花キューピットというもので送ったンだろうか」

2011年8月2日火曜日

「いがった」


今日の福島弁「いがった」

今日の写真「知人から教えていただいた宮城県大河原町の“おおがわら天然温泉いい湯”に浸って来ました もちぶた館も隣棟にあり食事もできます 野菜直売所でトウモロコシやキュウリ、ナスなどを始め新鮮な野菜をたくさん買い込んできました」

意味:良かった。
反義語「わりがった」→「悪かった」

使い方:「いいゆでいがったナイ」
→「良い風呂で良かったね」

2011年8月1日月曜日

「やほごし」


今日の福島弁「やほごし」

今日の写真「伊達市の農産物直売所“んめーべ”手前の貸し農園の一角のひまわりは満開になりちょうど見頃でした みんな同じ方向を向いて咲いています 一輪だけへそ曲がりの花がありました セシウムいっぱい取ってくれ!」

意味:家を壊すこと(家の解体)

使い方:「あさってやほごしすっからてづだって」
→「明後日に家を解体するから手伝って」

2011年7月31日日曜日

「くなんしょ」











今日の福島弁「くなんしょ」

今日の写真「お隣の伊達市の農産物直売所“んめーべ”で、桃を買ってきて食べました 初物なので東を向いて笑って食べました 店内に貼ってあった福島県知事の安全メッセージ」

意味:ください

使い方:「ふぐしまのもんも あんぜんだがら くってくなんしょ」→「福島の桃は 安全だから 食べてください」

2011年7月28日木曜日

「おごわ」


今日の福島弁「おごわ」

今日の写真「愛猫のモーちゃんは毎年夏、猛暑になると、和室の床の間の住猫になります 少しでも涼しい場所を知っているンです」

意味:赤飯

使い方:「定年たいしょぐ 45年間お疲れさまだったナイ 今夜はおごわたいでいわっぺナイ」
→「定年退職 45年間お疲れ様でしたね 今夜は赤飯炊いてお祝いしましょうね」

2011年7月26日火曜日

「しってっこったら」






今日の福島弁「しってっこったら」

今日の写真「ガイガーカウンターをお得意様からお借りして来ました 先月の6月28日に44μsv/h以上あった雨どいの箇所の土(土嚢袋に入れておいたもの)を、計測したら最大測定範囲の9.999μsv/h以上を振り切り計測不能でした ああ、怖! 放射線量が低い写真は1階リビングの室内での線量です 東京都内なら屋外でも大騒ぎの線量ですね 福島では室内が0.1μsv/h台ならOKでしょうと福島市内の人はもう、線量にマヒしています 本来なら0.04~0.05μsv/hなのに・・・」

意味:知っているのなら。 知っているんだったら。

使い方:「放射能どのへんになったらあぶねのが、しってっこたらおせで」
→「放射線量がどのくらいになったら危ないのか、知っているのなら教えて」

2011年7月20日水曜日

「からんきょ」


今日の福島弁「からんきょ」

今日の写真「ネジバナも好きな花の中のひとつです これは鉢植えで玄関に置いています 写したものは左巻きに咲いていますが、右巻きに咲くのもあります 又、ネジレが強いもの、弱いもの、ほとんど真っすぐなものといろいろあります この他にも2階のベランダにある鉢のあちらこちらでも咲いています 増えますねー 数年前に真っ白な花を咲かせた株がありましたが、その後の管理が悪いため消えてしまったのか、同じ鉢には現れません 惜しかった」

意味:カナヘビ

使い方:「前よりおらいのにわさからんきょいっぱいいるようになったんでねいがい?」
→「以前よりも我が家の庭にカナヘビがたくさん居るようになったのではないかい?」

2011年7月19日火曜日

「いさばや」


今日の福島弁「いさばや」

今日の写真「福島県南相馬市から福島市の里親に引き取られ早、3ケ月が過ぎたモクです
暑さにめげず昨日も今日も食欲は犬一倍食べて元気です 今月末には本来の飼い主の元に戻れそうだよと里親から聞きました お父さんお母さん大きいお姉ちゃん小さいお姉ちゃんもう少しだから待っててワン」

意味:魚屋

使い方:「放射能たがいどいさばやさんも大変だべした」
→「(売る魚の)放射能が高いと魚屋さんも(商売が)大変だろうね(でしょうね)」

2011年7月17日日曜日

「おもしゃぐね」


今日の福島弁「おもしゃぐね」

今日の写真「昨日16日に仙台市で行われた東北六魂祭での、秋田竿灯は立ててパレードすることを許可されず、予定よりも20分以上遅れて寝せたまま出発しました ねぶたの山車も来ませんでした 一か所で東北6県の祭りを見ると云うのは虫が良すぎました」

意味:面白くない  気に入らない

使い方:「とうほぐ六魂祭さ行ったげんちょも、秋田竿灯はたでねし、ねぶだはこねしおもしゃぐねがった」
→「東北六魂祭に行ったけれども、秋田の竿灯は立てないし、ねぶた(の山車)は来ないしおもしろくなかった」

2011年7月12日火曜日

「からっけづ」


今日の福島弁「からっけづ」

今日の写真「白いスイートピーは毎年庭の同じ場所に生え、元気良すぎて放っておくと周りの植物を覆いつくしてしまいます 昨年それが原因でクレマチス(赤花のダブルと背丈が高い白花)が枯れてしまいました」

意味:一文無し 
「空(から)の尻(ケツ)から尻丸出しの意も)


使い方:「こんげづ飲み会やらなんやら多すぎてからっけづになっちまったぁ」
→「今月は飲み会やら何やら多すぎて一文無しになってしまった」

2011年7月9日土曜日

「ひぼ」


今日の福島弁「ひぼ」

今日の写真「大好きなホタルブクロが咲く季節になりました その⑧ ヤマホタルブクロ 薄紫 自生種 地植え これも家の北側で咲いています 夏になると北側でも早朝からお日様が燦々と降り注ぎます ホタルブクロと違い、がくが反り返っていません(2011.6.19撮影)」

意味:紐(ひも)

使い方:「刈った草まるぐひぼよごぉして」
→「刈った草を束ねる紐(ひも)を頂戴」

「まるぐ」→「束ねる」は2009.9.18登場済み。

2011年7月8日金曜日

「ぐぢら」


今日の福島弁「ぐぢら」

今日の写真「大好きなホタルブクロが咲く季節になりました その⑦ ヤマホタルブクロ 白 自生種 地植え 家の北側で咲いています ホタルブクロと違い、がくが反り返っていません(2011.6.11撮影)」

意味:(ぐじら) ~ごと。
ぐじらぐの発音は神宮の宮と同じ発音で「ぐぅじら」

使い方:「菓子は箱ぐじらもらうどよろこぶもんだぞい」
→「お菓子は箱ごと貰うと喜ぶものなンだよ」

2011年7月7日木曜日

「ちょうま」


今日の福島弁「ちょうま」

今日の写真「大好きなホタルブクロが咲く季節になりました その⑥ ヤマホタルブクロ 濃い紫 自生種 地植え 玄関先で咲いています ホタルブクロと違い、がくが反り返っていません(2011.6.11撮影)」

意味:蝶(チョウ)

使い方:「ふぐしまは放射能でちょうまいねどネットで言ってる人いっけど飛んでっぺした」
→「福島は放射能で蝶がいないとネットで言っている人がいるけど飛んでいるでしょう」

2011年7月5日火曜日

「ゆ」


今日の福島弁「ゆ」

今日の写真「大好きなホタルブクロが咲く季節になりました その⑤ ヤマホタルブクロ 赤紫 自生種 地植え 庭南側のローズマリーの下で咲いています 一般のホタルブクロとは違い、がくは反り返っていません(2011.6.19撮影)」

意味:銭湯 共同浴場 風呂

使い方:「ゆさいってくっかんない」
→「銭湯に行って来るからネ」

2011年7月4日月曜日

「あだやろ」


今日の福島弁「あだやろ」

今日の写真「大好きなホタルブクロが咲く季節になりました その④ 白色八重咲き 鉢植え 園芸種 八重咲きなので豪華です」

意味:あんな奴

使い方:「あだやろが担当相ではわがんね」
→「あんな奴が担当相ではだめだ」

2011年6月30日木曜日

「おだまこ」


今日の福島弁「おだまこ」

今日の写真「大好きなホタルブクロが咲く季節になりました その③ 薄紫色 地植え 自生種 これも私道のブロック塀沿いに毎年咲きます」

意味:オタマジャクシ

使い方:「たんぼさおだまこいっぱいいんない」
→「田んぼにオタマジャクシがたくさんいるね」

今日は、久しぶりに尋ねた滝桜で有名な磐越自動車道の船引・三春インターチェンジを降りてすぐの味の店御食事処”ふる里”さんで昼食を取りました。ご主人、女将さん、Iさん、皆さん元気でお変わりなく頑張っておられました。お昼の一番忙しい時間でしたので、盛りだくさんのお話は次回にも!

味の店御食事処”ふる里”http://miharu-hurusato.com/