2016年4月25日月曜日

「つっちくる」

今日の福島弁「つっちくる」

今日の写真「2階から撮った庭の紅白のハナミズキです


白い花をつける木の方が大きく育ちこの秋にも剪定をしないと屋根より高くなってしまいそうです」


意味:連れて来る

使い方:「メンバーたんにがら一人あだり2~3人つっちくるごど」
→「メンバーが足りないので一人当たり2~3人を連れて来ること」

2016年4月20日水曜日

「そごいら」

今日の福島弁「そごいら」

今日の写真「今年1月に除染で表土数センチをはぎ取られた庭でしたので全滅かと思っていたイチリンソウが芽を出し、そして咲いてくれました 植物って強いンですねぇ~ 
 



こちらは茎一つから2輪咲くニリンソウ 
 



名前が分かりませんが青い花をつけてくれるイチリンソウの仲間です 
 



これは3輪咲かせるサンリンソウだそうですがまだ一輪だけ蕾がついたところです 
正真正銘、この花達全てが今まさに我が家の庭に咲いていますよぉ~」


意味:その辺り

使い方:「そごいらさいっぺいぢりんそうさいでっからふまねでくなんしょ」
→「その辺りにいっぱいイチリンソウが咲いているから踏まないでください」

2016年4月12日火曜日

「ちょっこら」

今日の福島弁「ちょっこら」

今日の写真「中央に奥羽山脈の吾妻小富士を望む桃畑の様子を仕事先に向かう途中に撮りました

桃色の絨毯(じゅうたん)はこの時季信夫の里に、はてしなく続き実に見事です。


くだもの王国福島はいつになく早い春の到来です  


同じ位置から少しだけ広角にして、吾妻山とその左側にそびえる智恵子抄(ちえこしょう)でおなじみの安達太良山(あだたら山:吾妻山の南に位置します)をも一望にとらえました
 

果樹農家は桃の花すぐり(花の摘花)を終えてから、今はミツバチに頼らず花粉交配を人手によって行っています 

この後は実すぐり(実を摘果)に入ります 農家にとっては桜や桃の花見どころではないという季節を迎えています


こちらは観賞用の花桃ですので花の後に小さい実は成りますが熟さないので食べられるものではありませんが食用桃と同じように種が付きます 

この種を鉢や庭に植えておくとやがて芽を出し、2年ぐらい過ぎると花を咲かせます」



意味:少し

使い方:「もんも満開になったがらちょっこらみぢばださ車とめで写真撮ったぞい」
→「桃(の花)が満開になったので車を少しの間道端に止めて写真を撮ったよ」

2016年4月11日月曜日

「せぐ」

今日の福島弁「せぐ」

今日の写真「鉢植えの白花の花桃です 花桃にはこの他にもピンク:まさに桃色や赤花、それに赤と白が混じった花を咲かせる木があります


実生から育てたこの花桃は鉢の底から出した根が地面深く這って移動出来ません 花が終わったら今年こそ何とか掘り出して地植えにしようかなと思っています」


「こちらは季節外れ?の純白な花を咲かせるシクラメンです


晩秋に温室等に入れないで自然のままに育てると今頃満開になるようです 

純白と言えば夕方3時ころに雪が舞いました 
この春の暖かさに慣れた人も草花も寒さに震えています 

明朝は霜注意報がでていたので霜の影響がありそうな花の鉢を夕方軒下に“おっこみ”ました(“取り込み”ました)」

意味:急ぐ

使い方:「せぐきもぢわがっけど北さいげば来週になったどしてもまださぐらみられっぺ」
→「急ぐ気持ちは分かるけど北に行けば来週になったとしてもまだ桜が見られるでしょ」

2016年4月2日土曜日

「ぬいどぐ」

今日の福島弁「ぬいどぐ」

今日の写真「おらいの庭 除染でつぢのうわっか10㎝ぐらいけっぺずらっちゃけんじょも ヒヤシンスやクロッカス ちゃんと芽でできてくっち 花さがしてけっちゃぞい しょくぶづの生命力ってすばらしない


おらも歳のせいにしねで まだまだがんばんねどわがんねべない んじゃ、まだない」



意味:脱いで置く

使い方:「ほだどごさきたもの(きてだもの)ぬいどがねで洗濯機さいっちょいでくれっと助かるない」
→「そんなところに着ていたものを脱いておかないで洗濯機に入れておいてくれると助かるんだわ」