2016年12月30日金曜日

「さってばさぁ」

今日の福島弁「さってばさぁ」

今日の写真「昨日の朝は氷点下3度近くまで冷え込んだので車の窓一面にびっしりと霜(氷の結晶)がつきました」


意味:すばやく すぐに 
言われた事に反応し即行動を起こす人(軽いを指す意もあり)

使い方: 「いぎなりゆわっちもさってばさぁどはいがねべした」
→「急に云われてもすぐにとはいかないよ」


ピテカントロプス・エレクトス
シナントロプス・ペキネンシス

子供の時にそう習ったので今でも原人の学名がすんなりと出てきます。

しかし現在はその呼び名は使われていないみたいです。


調べてみたら現在の学名は前者がホモ・エレクトス・エレクトス(ジャワ原人)で、
後者はホモ・エレクトス・ペキネンシス(北京原人)と呼ばれていました。


地球誕生から現在までの約46億年を1年365日に置き換えてみると、
1月1日に地球が誕生してから『大晦日の12月31日午後8時35分NHK紅白歌合戦が佳境を迎えた頃になって、ようやく新たな原人ホモ・エレクトスが登場し火を使い始めた(180万年前)(※永田美絵先生が言っていたor新聞のコラムだったかの記憶があります)』のだとか。

※永田美絵先生:ラジオ番組「夏休み子ども科学電話相談」の回答者でありコスモプラネタリウム渋谷の解説員です。

では、大晦日の午後8時35分になるかどうかを実際に計算して見たいと思います。

46億年を1年365日に置き換えるんだから、えーと電卓で4,600,000,000(年)÷365(日)=12,602,739.726になりました。
1日に直すと約12,602,740年ということですね。

じゃあ1時間はというと12,602,740(年)÷24(時間)=525,114年。

更に1分は525,114(年)÷60(分)=8,751年となり、

1秒は8,751(年)÷60(秒)=約146年となりました。


ホモ・エレクトスが登場したのは180万年前ですから1,800,000(年前)÷525,114=3.4278(時間前)です。

12月31日の夜12時までは3時間と0. 4278時間前となり、0. 4278時間を分に直すと(0. 4278時間×60(分)=)約25分なので3.4278時間前は3時間と25分前。

つまり大晦日の夜の8時35分でピッタリです。


ウィキペディア地球史年表(ちきゅうしねんぴょう)によると恐竜が登場した
三畳紀(トリアス紀)は約2億4800万年前とのことなので、
これも46億年を1年に置き換えると、大晦日の約20日前となるので12月の12~13日頃であり、
ジュラ紀を経て恐竜の全盛期の白亜紀の約1億年前は12月24~25日頃になりました。


ところで1秒は約146年ですから私はこの世に生を受けてからまだ0.5秒も生きていないことになります。

鶴は千年亀は万年といいますが、その通りだとしても鶴は1分と少し、亀は7秒弱の寿命です。


又、屋久島の縄文杉は樹齢2,700年と推定されておりますので、置き換えると18.5秒になります。


46億年と一口に言ってもそれはそれはとてつもない永い年月なのですね。


※上記は個人が電卓を片手にしながら計算した数値です。正確性が欠いているかも知れませんのであしからず。

2016年12月24日土曜日

「ずごんぼ」

今日の福島弁「ずごんぼ」

今日の写真「久しぶりに愛猫を撮りました 私が座る椅子を占領しています ネコに呼びかけても質問してもニャーニャーと答えるばかり でも余計な事を云わないので可愛いのなんの 親ばか?いや単に猫可愛がり」


意味:尻尾が短かかったり曲がったりしている猫

同意語「ごんぼねご」

使い方: 「おらいのねごはずごんぼでねんだ」→「我が家の飼い猫は尾が曲がっていないンだ」



今日はクリスマスイブ

大方の人は家庭でチキンとケーキを食べたことと思います。


『昔むかし(昭和30~40年代半ば)のサラリーマンは妻子がいても、イブともなるとキャバレーに繰り出していました。

三角帽子と赤鼻のちょび髭マスクを着けケーキをぶら下げたりしながら夜中まで騒いで、東京銀座を始め新宿や下町(浅草、北千住など)の至る所で酔っ払いの姿が見られました。

高度成長時代でしかもボーナスが出た後なのでキャバレーのハ・シ・ゴ三昧。

あぁ、当時のキャバレーはキャバレー嬢と社交ダンスを踊ってお話をするぐらいでした。

チークダンスでもしたものなら即「お席に戻りましょうネ」と(詳しいでしょう!)。


でも、それは昭和46年(1971年)迄のことでした。



昭和47年(1972年)12月24日は日曜日のため、ほとんどの飲み屋さんはお休みでした。

そのために何時もの仲間と飲めないので仕方なく(?)家庭でイブを過ごす事になりました。


そして、翌年の昭和48年になると12月24日は月曜日でしたが、第1次オイルショックで不況風が吹き荒れキャバレーに繰り出す人はめっきり少なくなりました。


それ以降”お父さん達は“イブを家庭で過ごすようになりましたとさ。』

2016年12月19日月曜日

「わいさ」

今日の福島弁「わいさ」

今日の写真「ハナミズキは16日夜からの綿雪で白い帽子をかぶり、真っ赤な実とのコントラストが鮮やかな朝を迎えました (12月17日朝)」


意味:~わ(ね)

使い方:「最終のバスさ間に会ってよがったわいさ」
→「最終のバスに間に会って良かったわ(ね)」



映画「君の名は。」が中国とタイで日本映画の興行収入の新記録を達成したそうだというニュースを見ました。

日本でも8.2人に1人が観たそうです。

私の年代より少し上の方達にとって「君の名は」と言えば昭和28年(1953年)の岸恵子と佐田啓二の映画でしょう。

ストールの「真知子巻き」が有名になりました。

それと一足前の1952年のラジオドラマの放送も思い出されることでしょう。


ところで、「君の名は。」を8.2人に1人が観たということは82人中、10人が観たことになります。
差し引き72人は観ていないことになります。

ふと思ったのですが、「君の名は。」を観ていない72人のうち、更に「ピコ太郎の動画」も観たことが無い人は何人だろうって。

更に更に「ピコ太郎の動画」と合わせ「スマホのポケモン」もしたことが無い人で何人に減るだろうと。

その上「ライン」もせず「ツイッター」もしない人がいると何人になってしまうのでしょう。



残り少なくなったその内の一人は間違いなく私、sei爺です。

2016年12月8日木曜日

「おっつまる」

今日の福島弁「おっつまる」

今日の写真「晩秋に(球根を)植えたせいか鉢植えのサフランが本格的な冬間近になってから満開となりました


普通咲くのは秋なのに 

初春に咲くのはクロッカスで別名or正式名?ハナサフランだそうでサフランに似ているわけですね 

黄色が鮮やかなサフランライスやサフランチャーハンなどサフランを使ったレシピは数多くあります」

意味:押し詰る <年末に近づく>

使い方:「こどしもおっつまったない」
→「今年も押し詰ったね」


スーパーに行くと早くもおせちの材料が並び始めました。

紅白のかまぼこや真っ赤なチョロギと黒豆、あと栗きんとん、それに数の子etc・・・。

「こごいらへん」→「この辺り」では黄色い数の子と緑色のひたし豆がセットで販売されています。

お正月になると無性に食べたくなる一品です。


ところで“数の子”と言う呼び名は“かどの子”から来ているそうですよ。

“かど”は北海道や東北では“ニシン”のことです。

童歌(わらべうた)で“かっちゃんカズノコ、ニシンの子”って唄いませんでしたか?

私は子供時分から“かど”ではなく“かどいわし”と呼んでいたものでした。

ちなみに“かどいわし”と言っても“いわし”と“ニシン”は全く別の魚です。

2016年12月3日土曜日

「きじり」

今日の福島弁「きじり」

今日の写真「午後5時に月齢4の三日月と宵の明星(よいのみょうじょう)又は明けの明星と呼ばれる金星が接近して見えました


シャッターチャンスとばかりに庭に出て何十枚も撮りましたが、三脚も立てなかったためにほとんどが不採用

被写体が限りなく遠いためほんの僅かの手ブレでもお月様もお星様も尾が引いたように流れて写ってしまうのですね」


意味:囲炉裏で薪(まき・木)をくべる方

木の尻から

その反対側→よこざ(一家の主人が座る場所:横座)

使い方:「よござさはわらしこめらはすわらんにんだよ きじりさ行ってきくべらんしょ」
→「横座には子供達は座る事は出来ないンだよ きじり(囲炉裏の造りによっては土間の方向)に行って木をくべなさい」



月日の流れは早いもので今年も残すところ残り1ケ月だけとなってしまいました。


ところで流れているのは月日(お月様とお日様)だけではなく地球も火星も土星達もがです。

恒星の太陽は、太陽系の惑星の全てとその衛星までをも引き連れて銀河系(天の川渦巻き銀河(Milky Way))の中を時速約86万4千kmで移動しているそうです。

銀河系の星ぼしは上から見ると時計廻りで、下から見たら反時計回りに超高速で廻っています。
でもこれを自身の目で確認するには Milky Way の外から見なければなりません。

天の川銀河の直径は約10万光年くらいだから、光の速さでも10万年を超えないと銀河系の外には飛び出せませんからまず無理ですよね。


時速約86万4千kmと言われてもピンとこない人が多いのではないでしょうか?

例えばジェット旅客機が巡航している時の速度は時速約800~1,000kmです。

旅客機の速度を切りの良い1,000kmとしてみても、太陽系が宇宙を旅する速度はその864倍となります。

いかに速いかです。

音速(時速約1224km)と比較してみても700倍以上の速度ですから想像を絶します。


太陽系は生まれてから、天の川銀河をまだ20~25回くらいしか周回していないと言われています。



地球は太陽の周りを公転しながら自転もしています。

地球の自転速度は赤道付近上で時速約1,700kmだそうですから、
ジェット旅客機よりも速いのですね。

公転速度も速く時速約108,000kmだとか。
正に天文学数字です。


地球の自転の速度を私達は全く感じないのは大気(空気)も一緒に廻っている上、
遅くなったり速くなったりせず一定で廻っているからなのです。


銀河系を始め太陽系(太陽も自転しています)も回転(自転、公転)が終わった途端、
ジ エンド(the end)になります。


急ブレーキがかかり慣性力が強く作動するからです。
よって地球上のすべてが吹き飛ばされてしまいます。


でも今後数十億年の間に地球の自転が止まる可能性は「限りなくゼロ」ですので
ご心配なく。