2019年3月31日日曜日

「かるこい」

今日の福島弁「かるこい」

今日の写真「温海蕪(あつみかぶ)の花です 昨秋全て収穫しなかったので一冬越し花をつけました


蕪もアブラナ科なので菜の花と同じ黄色い花を咲かせます

やがて種が出来てそのまま放っておくと芽が出て蕪がたくさん成ります


近くの畑にも白蕪など栽培していないので他種との交配が無く次年度くらいまでは同じ品質の温海蕪ができるのではないかと思います

が・・・、やはり山形県産の新しい種を購入して今年も蒔く予定です


温海蕪と言えば昨年の8月23日に山形県米沢市のホームセンターまで車を飛ばしこの種を買ってきました
その時、愛犬のフーちゃんに出会い衝動買いし我が家の一員となりました
もう体重は12kgを超えてしまいました


話がそれましたが厳冬のため蕪はこの通り傷んでいます


花が付き、とう立ち(薹立ち)したため実はスカスカになっているでしょうからもうこの蕪は食べません

昨年11月10日収穫した時の蕪はこの通りきれいなものでした


子々孫々に受け継ぐに自分の身・実を削る

・・・人も野菜も大変なことですね」


意味:軽い 目方が少ない

反対語:おもで

使い方:「かるこいがおもでがどっちだど思う?」
→「軽いか重たいかどちらだと思う?」

2019年3月24日日曜日

「やわらっこい」

今日の福島弁「やわらっこい」

今日の写真「昨日は福島県喜多方市のソバで名高い山都町の沼ノ平”福寿草まつり”に出かけました


約100万株の福寿草が自生しており、日本最大級といわれているそうです


駐車場には県内ナンバーばかりではなく、新潟・宮城・茨城などお隣の県の他に札幌ナンバーもあったので、福島市からでも片道100Km超えで遠いと感じているのになお遠いところから観に来ている人が多いのだなぁと驚きました

幸福・福寿にあやかって参りました」


意味:柔らかい

使い方:「やわらっこいがら食ってみらんしょ」
→「柔らかいから食べてみてください」

2019年3月20日水曜日

「かっこわり」

今日の福島弁「かっこわり」

今日の写真「小鳥達の声がにわかに賑やかな朝となりました
春ですねぇ~

一番大きな声の主は庭の梅の木にとまってチュンチュンチュンチュンと数十羽で鳴く大家族のスズメ達です

続いてホーホケキョと姿の見えないウグイスは家の西側の荒れ地で鳴いています

そして愛犬と散歩した近くの畑でピョンピョンと一羽の鳥が跳ねています
ツグミです

それをフーが見つけて走り出したらキョッキョッキョキョと鳴いて飛んでいきました


♪庭の山椒(さんしゅう)の木 鳴る鈴かけてヨーホイ・・・♪

宮崎県の民謡の稗搗節(ひえつきぶし)で歌われている花だと思っていましたがそれとは別物でした

サンシュユの花です


早春にかわいい黄色の花をつける木です

さんしゅうとサンシュユなので紛らわしい発音だから、あの歌の木ではと混同してしまいますね



鉢物で買い求めた紅梅を地植えにしたらぐんぐん伸びてすっかり庭木らしくなりました

赤色が特に濃い紅梅です」

意味:意格好悪い 恥ずかしい

使い方:「このシャッツかっこわりべが」
→「このシャツ格好悪い(恥ずかしい)だろうか」

2019年3月10日日曜日

「やめでけろ」

今日の福島弁「やめでけろ」

今日の写真「雪割草がきれいに咲きだしました


この花を見ると毎年思い出します

8年前のこの時期に原発事故のため新潟県の関川村(せきかわむら)に自主避難した際にこの雪割草が国道沿いの広場で沢山売られていました

雪割草はクリスマスローズと同じように花の一重や二重等の形や色が一鉢一鉢違いその種類はいくつあるのかきりが無いほど多いのです

その節は関川村の村長さん始めお世話くださった役場や地元のお母さん方には3度の食事を始め何かとお世話になりました

本当にありがとうございました」


意味:やめてくれ

使い方:「ほだごどはやめでけろ」
→「そんな事はやめてくれ」

午後庭の掃除をしていたらモンキチョウ(紋黄蝶)が一羽ふわりふわりと飛んでいました。
まだ咲いている花がさほどなく蜜を吸うには早すぎる蝶です。

あっ、ところで蝶を数えるとき一羽ではなく、一頭・二頭と数えるのが正しいそうです。

でも「一頭、蝶見ぃつけた」とはまず言いませんけどね。