2016年6月28日火曜日

「ほだべした」

今日の福島弁「ほだべした」

今日の写真「アジサイの季節が我が家の庭にもやって来ました これはカシワバアジサイです


ずぼらな私は鉢植えにして何年も植え換えしなかったため根が鉢底から這い出し鉢を他の場所に移動が出来ない状態となってしまいました


こちらのヤマアジサイの2種は地植えにしています ガクアジサイと純白な花をつける種類です
 

この地も先週あたりからようやく梅雨に入りました 


庭のアジサイ達は毎日の降る雨でいきいきとして喜んでいるかのようです」

意味:そうだよね、そうだろう、そうでしょう

「ほだべした」の同意語:福島県白河市の叔父が「そうだんべ」と使い、福島県須賀川市の叔父と従兄は「そうだっぱい」と言っておりました。



2016年6月22日水曜日

「こらっちゃ」

今日の福島弁「こらっちゃ」

今日の写真「福島県田村市滝根町(旧田村郡滝根町)のあぶくま洞のラベンダーが見頃を迎えたというので先の日曜日の19日に東北自動車道経由磐越自動車道を利用し小野インターチェンジで降り約30年ぶりに訪れてみました


ラベンダーの摘み取りはハサミを受け取りやや大きい紙コップ一つにぎゅうぎゅう摘みこんで400円ナリ 


帰りの車の中はラベンダーの良い香りでいっぱいでした」

意味:①来られた ②来ることができた

①の使い方:「むがしばんかだまんまくうどぎに限ってぶらぐの人用事あったど家さ上がりこんでこらっちゃの覚えてっかい」
→「昔は夕方のご飯食べる時に限って部落の人が用事あったと上がりこんで来られたのを覚えている?」

②の使い方:「ゆうがだ雨ふんねど枝豆の苗うえでこらっちゃのに」
→「夕方に雨が降らないと(降らなければ)枝豆の苗を植えて来ることができたのに」


2016年6月15日水曜日

「はなっちる」

今日の福島弁「はなっちる」

今日の写真「除染のためにプランターに一時引越しした3種のホタルブクロです お隣とのブロック塀際に置いたものですからそのブロックが写ってしまいました

この八重咲きのホタルブクロは園芸種の八重咲きと交配したものかと思います 里山のものに八重咲きは無いと考えられるからです



こちらは濃い紫色の花をつける愕が反り返らないヤマホタルブクロです



そしてホタルブクロと言えばあちこちで良く見かける事が出来る白花のホタルブクロです」


意味:離れている

使い方:「あんだどは歳だいぶはなっちっぺした」
→「あなたとは歳が大分離れているでしょう」

2016年6月8日水曜日

「からびる」

今日の福島弁「からびる」

今日の写真「菜園のくわご(桑の実)が濃い紫色になって熟れていました 植えた覚えの無い桑の木が大きくなって実をつけました きっとムクドリが種を運んできたのでしょう


子供の頃おやつ代わりにして、そして口の周りを真っ赤にしながら良く食べたものです 

今日、何十年ぶりに2~3粒口に運び噛んでみましたが子供時代のあの甘酸っぱい味がしませんでした 

当時は甘い物が少ない時代でしたから何を食べても美味しかったのでしょうね」

意味:枯れる

使い方:「こうも雨ふんねどさぐもづからびでしまう」
→「雨がこんなにも降らないと作物が枯れてしまう」

2016年6月3日金曜日

「しょうわり」

今日の福島弁「しょうわり」

今日の写真「2階テラスの鉢植えのツルバラです 大きな鉢に植えています これから歳をとる一方なので庭まで抱えて下ろすのは今年中にと思っています



こちらは庭のバラのアーチ これもツルバラです 小さな花をたくさんつけます



アンジェラは鉢植えにしています これも好きなバラのひとつです



バラと言えばそれに付きもののクレマチスでしょう プリンセスダイアナも咲き始めました


この種は新枝咲きなので秋には強剪定をします 

でも9月上旬の頃に中剪定といって根元から切るのではなく枝の中ほどで切る(剪定)と秋にも花を咲かせるとか 

又、モンタナのような剪定をすると翌年の春には咲かない旧枝咲きのクレマチスもありますね」

意味:根性が悪い

使い方:「人さかがってくるなんてしょうわりねごだごど」
→「人に飛びかかってくるなんて根性の(が)悪い猫だこと」