2020年12月31日木曜日

「てついでる」

 今日の福島弁「てついでる」


今日の写真「過日、散歩中に撮ったのですが収穫が終わったリンゴの木に梅の実くらいの小さな小さなリンゴが一か所に固まって沢山付いていました


花すぐりや実すぐり(摘花や摘果)を行わなかった枝だったのかなと推測しております

余りにも小さいので野鳥達は振り向きもしないのでは


でもこの先食べる物が何もない厳冬下では鳥達もついばむのかも知れませんね


今朝散歩に出たら昨夜から降ったのか辺り一面は雪・雪・雪でした

愛犬だけは喜んでリード一杯にしてやったら嬉しいと新雪を駆け回っています



今日、大みそかの最高温度はせいぜい1℃くらいで、数年に一度の予報通りの大寒波が押し寄せています

”サミー(寒いー)・デイヴィス・ジュニア” 古いっ!!」


意味:①手が付いている ②新しいものの一部を使ったり、消費したりしている

発音:てーついでる


②の使い方:このアルコール除菌のウエットティッシュ

「ふーきってねど思ってだら てついでだんだ」

→「封を切っていないと思っていたら 使っていたんだ」


今年も当ブログに多数の方々がご訪問くださいましてありがとうございました。

皆様、良いお年をお迎えください。



2020年12月23日水曜日

「あがぬげでる」

今日の福島弁「あがぬげでる」

今日の写真「隣同士の椅子に座ってお見合い



ねぇーねぇー遊ばなぁーい?



遊びたくないんだけどこういう時、お父さん(爺だけど)どうしたらいいの?



遊んでくれないからと雪深い川原の堤防で散歩へ



15日から18日だけを除いて21日まで降って降って又、降って積雪約70㎝の大雪でした」


意味:垢抜けしている


使い方:「あの人あがぬげでっつからナイ」

→「あの人は垢抜けしているからね



2020年12月13日日曜日

「なめぐる」

 今日の福島弁「なめぐる」


今日の写真「今朝菜園に行ったら茎ブロッコリー(ステイックセニョール)が咲き始めったがらビックリしたゾイ


日々温度が下がってンのにさぐ(咲く)なんてホントに冬が好きな野菜なんだナイ

オラはマヨーラーなンで、それをたっぷり付けて食うのが好ぎ

ンだがら、かぐれ肥満(中性脂肪が高い)になってんだべナイ

愛犬もくぎ(茎)部分が大好きで与えっとポリポリ・シャリシャリとなんぼ(いくら)でも食ってつおい


ダイコンも採って帰ろうと抜いてみだら何ちゅう形なんだべした


大根足そのものだったナイ


福島の郷土料理のイカニンジン(イカ人参)も作る時期なのでこれも掘っぺど採ったら、まだまだ(又又)何とも不思議な形のニンジン


これじゃあイカニンジンに不向きだから野菜直売所で買うしかねいべした

正月近くになっと”ごんぼ(ゴボウ)”のような長人参野菜直売所で売ってから買ってくっぺ

長人参、このレシピに向いてっツオイ!」


意味:舐めまわす


2020年11月30日月曜日

「ででがれる」

 今日の福島弁「ででがれる」


今日の写真「大根の畝の上で飛び回る雪虫です

写真に収めようとしても素早く飛び回るので上手く撮れません


枯れ葉の真上辺りに写っています

曇り空のため最高温度は10℃に届いたかくらいでしたが体感温度は5℃以下といった感じの一日でした


温風ヒーターの効いた暖かい部屋なので愛猫と愛犬は仲良く並んで人の椅子を占拠しスヤスヤ(猫)とグーグー(犬:いびき)


夜寝られるのかなぁ」


意味:出ていける 出て行く事か出来る 出ていかれる


使い方:「ほだたがさのとおではネゴにででがれっぺした」

→「そんな高さ(高くない)の戸では猫に出ていかれるでしょ」


※ネゴなら戻ってくっぺけど、嫁さんに”ででがっちゃ”ら大変だナイ。


2020年11月26日木曜日

「おっかげっこ」

 今日の福島弁「おっかげっこ」


今日の写真「初冬の菜園の様子です

タマネギの苗を200本購入し毎年11月3日頃に定植しています



植穴が約100本分残ったので植えた翌日に同じく買い求めた野菜直売所に行って見たのですが売り切れ?午後から行ったから?

その又翌日の朝一番で行ったのですがいつもの場所に入れてあった容器すら、影も形もない

それから計6軒心当たりを巡りましたがどこにも売っていません

諦めていたところ数日後ひょんな所で売ってました

手前の約100本がそうです

ケルタマという種類だそうでケルセチンという成分が普通のタマネギの1.5倍含まれているとか

なんだか体に良さそうです

左隣の短い穴あきマルチの箇所はニンニクで10月中旬に植えました

ニンニクはタマネギの半月前に植えるといいらしいので教科書通りにしてみました

その左の大根の葉っぱがニンニクを邪魔しています

昨年栽培した辛味大根の種がこぼれての混作となっています


そら豆の二畝には寒冷紗をかけて更に北側には風除けにと不織布も使いました



マスクの不織布と同じものです

ちょっと過保護気味


エンドウ豆(絹さや、実エンドウ、スナップ(スナック)エンドウ)の三羽ガラス達です

10月25日に種まきしたものです



芽が出て2~3センチになった頃鳥害に遭いました

キジがほじって数苗ダメになったのでその後、ネットや不織布・寒冷紗を被せました

苗の先端にそれらが触るとストレスを与えるようであまり良くないようなのですが背に腹は変えられません


初めてセロリとブロッコリーを植えました



ブロッコリーの仲間でスティックセニョール(茎ブロッコリー)は過去にちょくちょく植えていました

愛犬が茹でたブロッコリーの茎が大好きなので沢山取れる普通のブロッコリーにしたのです

花の蕾は与えても食べません


それらの畝の肩にホトケノザがひと茎咲いていました

これから厳冬になるのにね




春の七草のホトケノザはこの写真の花(シソ科・食べられない)ではなく、コオニタラビコ(小鬼田平子)というキク科の草の事で、タラビコやホトケノザ(仏の座)と呼ばれているそうです」


意味:追いかけっこ


使い方:「ほいぐえんの園庭ではゆうがだになっと園児たぢキャアキャアいっでおっかげっこしでる」

→「保育園の園庭では夕方になると園児たちがキャアキャア言って追いかけっこしている」


2020年11月12日木曜日

「みどりまめ」

 今日の福島弁「みどりまめ」

今日の写真「福島にも初霜・初氷

テラスのメダカ水替え用のプラ容器に初氷が見られました


今朝は氷点下の予報がピッタリと当たりました

水温を測ってみたら何と1℃です


でもメダカは発泡スチロールに入れており朝晩の寒暖差が緩やかです

プラ容器の水温は上がり下がりが激しいので晩秋からは発泡スチロールに移しています


11月5日には吾妻山に初冠雪があり今朝も真っ白でした



菜園のブロッコリーの様子です

葉っぱに現れた霜の結晶が凄すぎます


花の蕾も霜と云うか凍っています



これは何でしょうか?



人参の葉です

紅葉したもみじの葉も霜の白とのコントラストがあっていいのですが人参の緑もいいですね


みどりまめ(実エンドウ)も初霜の洗礼を受けています



”フーちゃんみどりまめ踏んづけてっから!!”



この豆達は10月25日菜園に直播したものと同じ日にポット撒きして移植したものです

ポット撒きの必要性は直播の発芽抜けと根切り虫、鳥害などで育たなかった箇所に移植するからです


ポット撒きしたテラスに置いた奥からキヌサヤ、手前左の赤白ポットのスナップエンドウ、手前右の”みどりまめ”です



愛犬と散歩途中見かけた”サンふじ”は真っ赤になって食べごろです



帰って来たらなんと珍しくフーのケージで寝ていたユメちゃんです



今日は寒いから2階の住人、いや住猫はリビングに降りて過ごしておりました

それを覗いただけでフーは僕の部屋だとはワンとも言わず!」


意味:実エンドウ


緑豆と書けば”りょくとう”と言い一般にモヤシの原料ですが、この地(?)で”みどりまめ”は実エンドウ(グリーンピース、豆ごはんの豆)を指してます



2020年10月31日土曜日

「おぶる」

 今日の福島弁「おぶる」

今日の写真「福島市郊外に位置する吾妻運動公園の銀杏並木は紅葉と云うか黄葉となり見ごろになりました



夕方からはライトアップもされて多くの人が訪れているようです

その樹木を見上げれば枝には銀杏の実がたくさん付いておりました



”柿が赤くなれば医者は青くなる”のことわざが有名ですね

この柿は”太秋柿(たいしゅうがき)”という種類の甘柿です



リンゴは”陽光(ようこう)”という種類で両方とも近くの野菜直売所で買ってきました

陽光の栽培面積では群馬県が1位だそうです

2位は当地福島県です

次いで3位、4位は長野県と山形県とネットで知りました


一緒に写っている植物は”紫紺菊(しこんぎく)”と”ワレモコウ(吾亦紅)”で庭で毎年咲いてくれます

これらが咲くと秋も深まって朝晩の冷え込みが厳しくなります


ここ数日床ホットカーペットが朝から晩まで活躍中です

この分だとこたつも間もなく登場することでしょうね」


意味:おんぶする


使い方:「孫はあれがらおっきぐなったんで今おぶられっぺが」

→「孫はあれから大きくなったので今はおんぶ出来るだろうか」

   

2020年10月26日月曜日

「よのがな」

今日の福島弁「よのがな」

今日の写真「手打ちそば初挑戦!!

初めてなのでそば粉160gに中力粉40gを入れて二八蕎麦(にはちそば)にしました

これはそば粉80%、つなぎが20%なので内二八(うちにはち)と言うそうです



これに対し外二八(そとにはち)もあるとのこと

それはそば粉200gに対してつなぎを50g入れて合計250gとします

その合計の2割が50gだからです

一人前は約100gですので外二八にすると量が多くなるため内二八にしました

いやー、作ってみたら実に難しいものでした

包丁で均一の太さに切るのが出来ませんでした

出来上がった蕎麦は短い短い



たたみ方がまちがったのか、それともこね方が下手で茹で時にちぎれたのか

これにめげずにそのうち又作ってみます


先週、日を空けて紅葉を見に会津方面に出かけてきました

初日は吾妻スカイラインです

浄土平(じょうどだいら)の駐車場に車を止め湿地帯の木道を散策しました



吾妻小富士に登っている人が沢山います

一切経から立ち上る噴煙は見事です



急に噴火しないようにと祈ってました

ここ浄土平は昨日25日初冠雪があり我が家からも真っ白い吾妻小富士が見えました


数日置いて今度は猪苗代の中津川渓谷に行きました



険しい山道を昇り降りして渓谷まで足を延ばしました



フーも頑張って高い段差の(丸太で作った)階段を短い脚でピョンピョンと

別な場所に移って高い橋の上から渓谷を見下ろし絶景でした



2か所とも見ごろには1週間ほど早かったようです」


意味:他の物


使い方:「よのがなばっかし食って」

→「(主食のドックフードではないおやつなど)他の物ばかり食って」   


2020年10月8日木曜日

「なあーい」

 今日の福島弁「なあーい」

今日の写真「雨空で朝夕の散歩は中止のためにフーは寝ているしかありません

ホットカーペットが暖かいのでそれもいいかとずーっと寝っぱなし



温風ヒーターを点けようものなら、その真ん前で寝たりお座りしたりで身体を触るとあっちっち!!

暖かいのが好きだからハワイ犬と呼んでいます


一方、ユメは暖かい場所が嫌いなので電気が入ったホットカーペットには上がりません



何せ真冬でも布団の中に入って寝ない猫ですので


先日散歩コースで見かけたヒガンバナです



つい最近まで某ラジオ放送局で早朝にヒガンバナ開花の便りが関西のリスナーの方からもあったような

そういえば当地でもお墓参りの時期にはいつも咲いている場所にはまだ咲いていませんでした

今年は全国的に開花が遅れたようです


玄関にアマガエルが張り付いています



夏など暖かい夜には玄関照明が点くので集まってくる虫を食べるため明るいうちから場所取りしているみたいです

二階のテラスにも数匹おり、メダカのエサやりの際減った水を補給するためついでにこのカエルに水をかけると必ずピョンピョンと跳ねて逃げていきます

名前からして水が好きそうと思いがちですが、本当は水が嫌いなアマガエルでした」


意味:(そうだよ)ねえ


使い方:”アマガエルって水嫌いなんだって” 「なあーい」

→「(そうだよ)ねえ」 



2020年9月30日水曜日

んだっけ?

 今日の福島弁「んだっけ?」


今日の写真「庭にはいろんな色のコスモスが咲いています


淵に赤色が入ったものやピンクそれに白や赤と色とりどりでにぎやかです



種が出来る真ん中をアップすると五角形の星が現れました」


意味:そうだっけ? そうだった?


同義語:ほだっけ?


使い方:「あしたがら第3のビールどワインあがんだど」「んだっけ?」

→「明日から第3のビールとワインが値上がりするンだって」「そうだっけ?」

   


2020年9月25日金曜日

「ぼんぼごあだま」

 今日の福島弁「ぼんぼごあだま」

今日の写真「トマトを切るとゼリー状でぬるぬるしたものが種の周りについています



これには発芽抑制成分が含まれています

菜園などで夏に実り過ぎて実が落果しても、このゼリー状のものがあるお陰で秋以降に発芽温度になったとしても芽吹きません



自然界では時間が経ち冬を越してこのヌルヌルが無くなった春頃に発芽して子孫を残すような仕組みになっています



ヌルヌルを取り除いて植えれば今頃からでも直ぐに発芽しますが、ハウス内でもなければ冬前の気温が下がった時に枯れてしまうでしょう

菜園では前年作ったトマトの畝から毎年沢山のトマトの芽が出て構わないでいるとその周りはトマトのジャングルになってしまいます」

意味:クシも入れず手入れしない髪 寝ぐせがついたままの髪 伸び放題になった髪

使い方:金曜日も会社休みになったので「今日はぼんぼごあだまのままでパソコンしてる」→「今日はクシも入れず手入れしない髪のままでパソコンしてる」


※2009年から始めた当ブログは今回で1001回目の投稿となりました。

このところは更新ペースが遅く自身も反省致しております。

まだまだ長く続くように努めますので、ご訪問よろしくお願いいたします。




2020年9月11日金曜日

「こねぐる」

 今日の福島弁「こねぐる」


今日の写真「ハート模様の種が可愛い風船カズラ

部屋の掃除をしていたら思わぬ場所からその種が見つかりました



種まき時期が1ケ月も遅れた上に、何年前の種だか覚えていなかったのでダメもとでポットに撒いてみました

数年(3年以上?)前のものなので厚めに撒いたらほとんどが芽を出した様子でその生命力には驚き桃の木山椒の木

小さく白い花はひっそりと咲いてかわいいものです


テラスのメダカは増えに増えてます


種類は楊貴妃、楊貴妃ダルマ、パンダメダカ、オロチなどです

その周りには野菜の苗が所狭しと置いてあります

白菜、蕾菜、高菜、カリフラワーなどなど



混泳させている赤や白と黒色の子達です

真っ黒なオロチと云う今年生まれたメダカは早くも卵を生んだりして元気に泳いでいます」


意味:こねまわす いじりまわす こねる


使い方:「仔犬かわいがらどほだにこねぐってはダメだべした」

→「仔犬が可愛いからとそんなにいじり回しては駄目でしょう」