2020年3月29日日曜日

「おがしね」

今日の福島弁「おがしね」

今日の写真「今季一番の積雪になりました

フーは久しぶりの雪を喜んでいます
ツクシがいっぱい雪から顔を出しています
フーの後ろにスカンポ(スイバ)も同じように出しています

スカンポです

私の年齢より多いと想像される古木のしだれ桜が満開になったのに雪がかぶっています

こちらは私よりずーっと下と思う若木のしだれ桜です

雪がごらんの通り

天気がいいと普段玄関先でリードをつけてもらい外に出られるのですが今日はあいにくの天候で出してもらえずに暇そうにしているユメです」

意味:変な 変だ 不思議な

使い方:「昨日まであだにあったががったのに今日はゆぎだがらおがしね天気になったナイ」
→「昨日まであんなに暖かかったのに今日は雪だから変な天気になったネ」

2020年3月28日土曜日

「かどいわし」

今日の福島弁「かどいわし」

今日の写真「咲き始めてから3週間以上過ぎた庭のクリスマスローズの様子です
前々回に続いて再登場になります


手前の株は八重咲種です




無理をして花の下にかざして撮ったのでピンボケになってしまいました」

意味:ニシン

単に「かど」とも呼ばれます

♪かっちゃん数の子ニシンの子・・・♪

かず(数)の子と言われるようになったのは、かど(鰊)の子が変化したものでしょう。

2020年3月20日金曜日

「かっくらう」

今日の福島弁「かっくらう」

今日の写真「先日犬と散歩をしていたら河原の土手につくしんぼうがたくさん生えていました

このつくしんぼう・ツクシはスギナの胞子茎です

漢字は”土筆”となりその形が筆に似ているため当て字で土の筆になったのでしょう

スギナは肥料分が少ない酸性土壌を好むため荒れ地に多く見られます

畑に出ると根が深く退治するのが厄介な雑草です

スコップで30㎝位掘っても根っ子はさらに下に深く伸びていて全部は取り切れません

スギナが多い箇所を耕運機で耕したものならちぎれた根っ子が全て根付き芝生みたいに辺り一面スギナで真っ青になってしまいます

一番いい退治方法は石灰を多めに撒いてアルカリ土壌にし、更に堆肥などを混ぜ込んでおくと数か月して段々と消えてくれます

今日は一日中、雨風強く吹き荒れフーは散歩に行ったのですが表通りで直ぐに引き返してきました
散歩時間は2~3分間でしたので今は家の中で暇を持て余しています

フーがうたた寝している傍でユメがニャーニャーとお相手しています」

意味:勢いよくかき込 むように食べる

使い方:「今のうぢにまんまかっくらってこらっせ」
→「今のうちに飯食って来て」

2020年3月14日土曜日

「ぶっとおる」

今日の福島弁「ぶっとおる」

今日の写真「庭のミニスイセンは満開です

その隣のクリスマスローズもいつの間にか咲いていました

別な場所のダブル花と白花のクリスマスローズです


この花は下を向いて咲くために地植えの花のアップはなかなか撮れません」

意味:染み通す(染み出す)

使い方:「ぼぐぢるたらしたもんだがら下着さまでぶっとおっちまった」
→「墨汁(ぼくじゅう)を垂らしたものだから下着にまで染み通ってしまった」