2013年5月27日月曜日

「でぎあい」

今日の福島弁「でぎあい」

今日の写真「とげとげはどのバラよりも鋭いのですがノイバラの花を大きくしたような一重で清楚な花が咲くナニワイバラは大好きなバラのひとつです 咲くと必ずやって来るのがクマバチ?(ブーンブーンと大きな羽ばたき音をたてて飛んでいるので私はぶんぶん丸と呼んでいます)です シュート(新枝)が良く伸びすぎるので剪定は欠かせません」

 
 
意味:既製品
使い方:「さいぎん太っちまったがらでぎあいのふぐではまんにゃわねんだ」
→「最近太ってしまったので既製品の洋服では間に合わないンだ」

2013年5月23日木曜日

「ばりばりしてる」

今日の福島弁「ばりばりしてる」

今日の写真「白花のモッコウバラは二階の窓まで届き毎年剪定をしなければ屋根よりも高くなりそうな勢いです 黄花のモッコウバラは背丈が低いのでこの下で咲いています」


意味:積極的(ポジティブな人)

使い方:「あの人はばりばりしてっから町内会長でもなんでもまがせられっぺ」
→「あの人は積極的(な人)だから町内会長でもなんでも任せられるでしょう」

2013年5月20日月曜日

「おっぽろう」

今日の福島弁「おっぽろう」

今日の写真「立(た)てば芍薬(しゃくやく)座れば牡丹(ぼたん)歩く姿は百合(ゆり)の花・・・咲く順番からするとこの地方では牡丹の後が芍薬、そして百合になるかと思います 因みに庭の牡丹は満開を過ぎ、芍薬はつぼみが膨らみ、カサブランカ(百合)の蕾はまだまだといったところです」


意味:無くす 紛失する

同義語「ほろう」

使い方:「たいせづなものだがらおっぽろってわがんねよ」
→「大切なものだから無くしてはいけないよ」  

2013年5月16日木曜日

「みぃみぃ」

今日の福島弁「みぃみぃ」

今日の写真「黄花のモッコウバラが満開の季節を迎えました 玄関を覆い尽くすようなモンタナ(クレマチス)とコラボしているお宅を見かけるとうらやましい限りですが我が家のモッコウバラの背丈は“ちゃっこい”のです この黄花の上で咲く白花のモッコウバラは未だ3分咲きといったところです」


意味:様子を見ながら(伺いながら)

使い方:「ねごこっちみぃみぃわりごどしてる」
→「(飼い)猫がこちらの様子を見ながら悪いこと(畳などに爪とぎ)をしている」

2013年5月13日月曜日

「うんと」

今日の福島弁「うんと」

今日の写真「福島県須賀川市の須賀川牡丹園290種類7000株の牡丹 写真3点、上から“須賀川の微笑み”・“島錦”・“越後獅子”(2013.5.12撮影)」

意味:いっぱい  たくさん かなり 非常に(・・・美味しい)

 


使い方:「今日はあんだの誕生日だがらうんとうまいもの食わんしょ」
→「今日はあなたの誕生日だからいっぱい(たくさん)旨いものを食べなさい」

2013年5月10日金曜日

「むっつむっつ」

今日の福島弁「むっつむっつ」

今日の写真「ブルーとピンクの花を咲かせるハナニラは毎年庭のあちこちにその株を増やし続ける旺盛な花です 別名、西洋甘菜(せいようあまな)と言うそうです」



意味:黙々と食べる様

使い方:「おらいの孫は育ちざがりだがらまんまむっつむっつどよぐ食うごどぉ」
→「我が家の孫は育ち盛りだからご飯を黙々と良く食べることー」

2013年5月6日月曜日

「くっつぐ」

今日の福島弁「くっつぐ」

今日の写真「蕾のうちは濃いピンクがかわいいリンゴの花(福島フルーツライン沿いの畑 2013.5.2撮影)」

 
 
意味:接(つ)く 接着する

使い方:「瞬間接着剤使うどぎは手までくっつぐんできーつけらんしょ」
→「瞬間接着剤を使う時は手も接(つ)いてしまうので気をつけなさい」

2013年5月2日木曜日

「ろうじ」

今日の福島弁「ろうじ」

今日の写真「庭のイチリンソウは日陰の箇所に数年前から群生するようになりました 八重のイチリンソウは数日前に数株咲き終えました ニリンソウも同じ場所に咲く筈なのに・・・今年は今のところ見当たりません」


意味:①庭 露地:茶室に付随する庭園(茶庭)

使い方:「おらいのろうじさいぢりんそう毎年さぐ(んだ)ぞい」
→「我が家の庭に(は)イチリンソウが毎年咲く(のだ)よ」

2013年5月1日水曜日

「ぼごづ」

今日の福島弁「ぼごづ」

今日の写真「鉢植えの日本さくらそうは数年植え換と肥料をやっていません それでも綺麗な花を咲かせてくれたのだから今年は花が終わってからお礼肥(腐葉土)を施すことにします」

 
 
意味:ぼくとつ(かざりけがなく口数が少ないこと)の変化

使い方:「あそごのじっちやんはとっつぎにぐぐぼごづだげんちょもほんとはいいひとなんだがらない」
→「あそこのお爺さんは無愛想で親しみがもてなくぼくとつだけれども本当はいい人なのだからね」