2016年12月30日金曜日

「さってばさぁ」

今日の福島弁「さってばさぁ」

今日の写真「昨日の朝は氷点下3度近くまで冷え込んだので車の窓一面にびっしりと霜(氷の結晶)がつきました」


意味:すばやく すぐに 
言われた事に反応し即行動を起こす人(軽いを指す意もあり)

使い方: 「いぎなりゆわっちもさってばさぁどはいがねべした」
→「急に云われてもすぐにとはいかないよ」


ピテカントロプス・エレクトス
シナントロプス・ペキネンシス

子供の時にそう習ったので今でも原人の学名がすんなりと出てきます。

しかし現在はその呼び名は使われていないみたいです。


調べてみたら現在の学名は前者がホモ・エレクトス・エレクトス(ジャワ原人)で、
後者はホモ・エレクトス・ペキネンシス(北京原人)と呼ばれていました。


地球誕生から現在までの約46億年を1年365日に置き換えてみると、
1月1日に地球が誕生してから『大晦日の12月31日午後8時35分NHK紅白歌合戦が佳境を迎えた頃になって、ようやく新たな原人ホモ・エレクトスが登場し火を使い始めた(180万年前)(※永田美絵先生が言っていたor新聞のコラムだったかの記憶があります)』のだとか。

※永田美絵先生:ラジオ番組「夏休み子ども科学電話相談」の回答者でありコスモプラネタリウム渋谷の解説員です。

では、大晦日の午後8時35分になるかどうかを実際に計算して見たいと思います。

46億年を1年365日に置き換えるんだから、えーと電卓で4,600,000,000(年)÷365(日)=12,602,739.726になりました。
1日に直すと約12,602,740年ということですね。

じゃあ1時間はというと12,602,740(年)÷24(時間)=525,114年。

更に1分は525,114(年)÷60(分)=8,751年となり、

1秒は8,751(年)÷60(秒)=約146年となりました。


ホモ・エレクトスが登場したのは180万年前ですから1,800,000(年前)÷525,114=3.4278(時間前)です。

12月31日の夜12時までは3時間と0. 4278時間前となり、0. 4278時間を分に直すと(0. 4278時間×60(分)=)約25分なので3.4278時間前は3時間と25分前。

つまり大晦日の夜の8時35分でピッタリです。


ウィキペディア地球史年表(ちきゅうしねんぴょう)によると恐竜が登場した
三畳紀(トリアス紀)は約2億4800万年前とのことなので、
これも46億年を1年に置き換えると、大晦日の約20日前となるので12月の12~13日頃であり、
ジュラ紀を経て恐竜の全盛期の白亜紀の約1億年前は12月24~25日頃になりました。


ところで1秒は約146年ですから私はこの世に生を受けてからまだ0.5秒も生きていないことになります。

鶴は千年亀は万年といいますが、その通りだとしても鶴は1分と少し、亀は7秒弱の寿命です。


又、屋久島の縄文杉は樹齢2,700年と推定されておりますので、置き換えると18.5秒になります。


46億年と一口に言ってもそれはそれはとてつもない永い年月なのですね。


※上記は個人が電卓を片手にしながら計算した数値です。正確性が欠いているかも知れませんのであしからず。

2016年12月24日土曜日

「ずごんぼ」

今日の福島弁「ずごんぼ」

今日の写真「久しぶりに愛猫を撮りました 私が座る椅子を占領しています ネコに呼びかけても質問してもニャーニャーと答えるばかり でも余計な事を云わないので可愛いのなんの 親ばか?いや単に猫可愛がり」


意味:尻尾が短かかったり曲がったりしている猫

同意語「ごんぼねご」

使い方: 「おらいのねごはずごんぼでねんだ」→「我が家の飼い猫は尾が曲がっていないンだ」



今日はクリスマスイブ

大方の人は家庭でチキンとケーキを食べたことと思います。


『昔むかし(昭和30~40年代半ば)のサラリーマンは妻子がいても、イブともなるとキャバレーに繰り出していました。

三角帽子と赤鼻のちょび髭マスクを着けケーキをぶら下げたりしながら夜中まで騒いで、東京銀座を始め新宿や下町(浅草、北千住など)の至る所で酔っ払いの姿が見られました。

高度成長時代でしかもボーナスが出た後なのでキャバレーのハ・シ・ゴ三昧。

あぁ、当時のキャバレーはキャバレー嬢と社交ダンスを踊ってお話をするぐらいでした。

チークダンスでもしたものなら即「お席に戻りましょうネ」と(詳しいでしょう!)。


でも、それは昭和46年(1971年)迄のことでした。



昭和47年(1972年)12月24日は日曜日のため、ほとんどの飲み屋さんはお休みでした。

そのために何時もの仲間と飲めないので仕方なく(?)家庭でイブを過ごす事になりました。


そして、翌年の昭和48年になると12月24日は月曜日でしたが、第1次オイルショックで不況風が吹き荒れキャバレーに繰り出す人はめっきり少なくなりました。


それ以降”お父さん達は“イブを家庭で過ごすようになりましたとさ。』

2016年12月19日月曜日

「わいさ」

今日の福島弁「わいさ」

今日の写真「ハナミズキは16日夜からの綿雪で白い帽子をかぶり、真っ赤な実とのコントラストが鮮やかな朝を迎えました (12月17日朝)」


意味:~わ(ね)

使い方:「最終のバスさ間に会ってよがったわいさ」
→「最終のバスに間に会って良かったわ(ね)」



映画「君の名は。」が中国とタイで日本映画の興行収入の新記録を達成したそうだというニュースを見ました。

日本でも8.2人に1人が観たそうです。

私の年代より少し上の方達にとって「君の名は」と言えば昭和28年(1953年)の岸恵子と佐田啓二の映画でしょう。

ストールの「真知子巻き」が有名になりました。

それと一足前の1952年のラジオドラマの放送も思い出されることでしょう。


ところで、「君の名は。」を8.2人に1人が観たということは82人中、10人が観たことになります。
差し引き72人は観ていないことになります。

ふと思ったのですが、「君の名は。」を観ていない72人のうち、更に「ピコ太郎の動画」も観たことが無い人は何人だろうって。

更に更に「ピコ太郎の動画」と合わせ「スマホのポケモン」もしたことが無い人で何人に減るだろうと。

その上「ライン」もせず「ツイッター」もしない人がいると何人になってしまうのでしょう。



残り少なくなったその内の一人は間違いなく私、sei爺です。

2016年12月8日木曜日

「おっつまる」

今日の福島弁「おっつまる」

今日の写真「晩秋に(球根を)植えたせいか鉢植えのサフランが本格的な冬間近になってから満開となりました


普通咲くのは秋なのに 

初春に咲くのはクロッカスで別名or正式名?ハナサフランだそうでサフランに似ているわけですね 

黄色が鮮やかなサフランライスやサフランチャーハンなどサフランを使ったレシピは数多くあります」

意味:押し詰る <年末に近づく>

使い方:「こどしもおっつまったない」
→「今年も押し詰ったね」


スーパーに行くと早くもおせちの材料が並び始めました。

紅白のかまぼこや真っ赤なチョロギと黒豆、あと栗きんとん、それに数の子etc・・・。

「こごいらへん」→「この辺り」では黄色い数の子と緑色のひたし豆がセットで販売されています。

お正月になると無性に食べたくなる一品です。


ところで“数の子”と言う呼び名は“かどの子”から来ているそうですよ。

“かど”は北海道や東北では“ニシン”のことです。

童歌(わらべうた)で“かっちゃんカズノコ、ニシンの子”って唄いませんでしたか?

私は子供時分から“かど”ではなく“かどいわし”と呼んでいたものでした。

ちなみに“かどいわし”と言っても“いわし”と“ニシン”は全く別の魚です。

2016年12月3日土曜日

「きじり」

今日の福島弁「きじり」

今日の写真「午後5時に月齢4の三日月と宵の明星(よいのみょうじょう)又は明けの明星と呼ばれる金星が接近して見えました


シャッターチャンスとばかりに庭に出て何十枚も撮りましたが、三脚も立てなかったためにほとんどが不採用

被写体が限りなく遠いためほんの僅かの手ブレでもお月様もお星様も尾が引いたように流れて写ってしまうのですね」


意味:囲炉裏で薪(まき・木)をくべる方

木の尻から

その反対側→よこざ(一家の主人が座る場所:横座)

使い方:「よござさはわらしこめらはすわらんにんだよ きじりさ行ってきくべらんしょ」
→「横座には子供達は座る事は出来ないンだよ きじり(囲炉裏の造りによっては土間の方向)に行って木をくべなさい」



月日の流れは早いもので今年も残すところ残り1ケ月だけとなってしまいました。


ところで流れているのは月日(お月様とお日様)だけではなく地球も火星も土星達もがです。

恒星の太陽は、太陽系の惑星の全てとその衛星までをも引き連れて銀河系(天の川渦巻き銀河(Milky Way))の中を時速約86万4千kmで移動しているそうです。

銀河系の星ぼしは上から見ると時計廻りで、下から見たら反時計回りに超高速で廻っています。
でもこれを自身の目で確認するには Milky Way の外から見なければなりません。

天の川銀河の直径は約10万光年くらいだから、光の速さでも10万年を超えないと銀河系の外には飛び出せませんからまず無理ですよね。


時速約86万4千kmと言われてもピンとこない人が多いのではないでしょうか?

例えばジェット旅客機が巡航している時の速度は時速約800~1,000kmです。

旅客機の速度を切りの良い1,000kmとしてみても、太陽系が宇宙を旅する速度はその864倍となります。

いかに速いかです。

音速(時速約1224km)と比較してみても700倍以上の速度ですから想像を絶します。


太陽系は生まれてから、天の川銀河をまだ20~25回くらいしか周回していないと言われています。



地球は太陽の周りを公転しながら自転もしています。

地球の自転速度は赤道付近上で時速約1,700kmだそうですから、
ジェット旅客機よりも速いのですね。

公転速度も速く時速約108,000kmだとか。
正に天文学数字です。


地球の自転の速度を私達は全く感じないのは大気(空気)も一緒に廻っている上、
遅くなったり速くなったりせず一定で廻っているからなのです。


銀河系を始め太陽系(太陽も自転しています)も回転(自転、公転)が終わった途端、
ジ エンド(the end)になります。


急ブレーキがかかり慣性力が強く作動するからです。
よって地球上のすべてが吹き飛ばされてしまいます。


でも今後数十億年の間に地球の自転が止まる可能性は「限りなくゼロ」ですので
ご心配なく。

2016年11月29日火曜日

「ねんねご」

今日の福島弁「ねんねご」

今日の写真「過日(11月25日)氷点下2℃を下回った午前6時頃のテラスのポット播きで育った絹さや、エンドウ、スナップエンドウ達です

左手に少し見えるのはソラマメです


豆類は普通1か所に2粒ずつ畑に直播しますが芽が出なかったり、弱弱しかったりして株間に抜けが出来てしまいます

そうなると隣の株とつるが絡み合わず倒れたりします 

それを防ぐためにポット播きをして芽が出なかった箇所への対策用の苗となります


葉一面に霜の結晶がびっしりと付いています


よくもまあ、凍みもしないで生きているものだなぁと植物の生命力には感心させられます


意味:子守(おんぶ)をする時に着る半纏(はんてん)

ねんねこ(半纏(はんてん=上着))

わだいれはんてん→綿が入った半纏

使い方:「そどさいぐとぎおんぼごさむいがらねんねご着なよ」
→「外に出る時は赤ん坊が寒がるからねんねこを着なさい」


“チャップン、チャッップン”

振ると音がします。3つと言うか3本共です。
少なくなってきた証拠です。

それにしても全部が全部、同時だとは。

今月初め買った時は1升が入っていたと思われる清酒と芋焼酎の紙パックを振ると“チャップン、チャッップン”

それとマッサンでおなじみのウイスキー720ミリリットルも“チャップン、チャッップン”

1ケ月経ったから大分捗り、ま・し・た。

元気な証拠です。証拠でしょう! 証拠・・・?

明日、どれか1本でも補充しようっと。


今年も残すところ残り1か月となってしまいました。

ところで”今年”の意味って辞書には何て書いてあるのだろうと古~い辞書を引っ張り出して開いて見てみました。

今年=現在経過している年・・・ですって。

あまりにも当たり前ですが辞書を開く前にはこんなにも明瞭・明確な説明は出来ません。
少なくとも私には。

ついでに去年はと言うと=ことしの前の年。

それから、昨年=ことしの前の年。
去年と昨年は同じでした。

じゃあ、来年=ことしの次の年、でした。

当たり前といえば当たり前ですが。

おまけで”今日は現在経過している日”だと思いきや、
今日=今すごしているこの日、でした。

ああ、早く寝ないと”今すごしているこの日”が昨日になってしまいますねぇ~。

2016年11月24日木曜日

「けづっぺた」

今日の福島弁「けづっぺた」

今日の写真「今年は紅葉狩りのタイミングを外しそれらの名所には行かずじまいになりましたので庭のモミジでプチ紅葉狩りと相成りました



寒さ本番を迎えツワブキが満開です 葉にツヤ(艶)があるので若いころはてっきりツヤブキと呼ぶのだと思っていました」


意味:臀部 (お尻の頬(ほお→ほっぺ→ほっぺた)) 

同意語:けづぺた

使い方:「はづゆぎでおっころんでけづっぺたしこたまぶっちまった」
→「初雪で転んでお尻(臀部)をおもいっきり打ちつけてしまった」



福島県における”市町村”の中の“町”の読みは全て“○○まち”です。

“○○ちょう”はひとつもありません。

東北6県では福島県だけです。


東日本大震災後、それまで全国版でめったに登場しなかった福島県浜通りの浪江町について某テレビ局のアナウンサーが“なみえちょう”と町名を間違えて言いました。

とっさに“なみえちょう”では無く“なみえまち”なのにと思いました。

まあ、私は福島県人なので“ちょう”なのか“まち”なのかを知っていますのですぐに間違いだと気付きました。

それよりもそのニュースを見ていた浪江町の人、恐らく何百人何千人もの人達は“ここの正確な町名の読み方も知らないで”と思ったに違いありません。

福島県の町名は全て“○○まち”なのです。

今存在する“町”は30余り”まち”と呼びます。

平成の大合併で消滅した町も”○○まち”でした。



ところで、一昨日22日の早朝(5時59分ごろ)に発生した福島県沖のマグニチュード7.4の地震に続き、その余震とみられるやや強い地震が今朝(6時23分ごろ)も同じ福島県沖で起きました。

連日、携帯電話の緊急地震速報で突然起こされ、午前中は頭が重くすっきりしませんでした。

某公共放送の地震速報です。

「福島県で震度4が観測されたのは福島県のいわき市、天栄村、泉崎村、玉川村、双葉町」

「続いて福島県各地の震度3を観測したのは福島市、会津若松市、郡山市、福島伊達市、本宮市・・・桑折町、国見町、川俣町、大玉村、鏡石町、西会津町、磐梯町、猪苗代町、会津坂下町、湯川村、柳津町、会津美里町、西郷村、中島村、

やぶきちょう・・・(ん? やぶきちょう?)、

棚倉町、石川町、浅川町、古殿町、小野町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、浪江町、新地町、飯舘村でした」・・・とさ。


ちょっと、ちょっと”やぶきちょう”ではなく”やぶきまち(矢吹町)”だべさ。

全国放送だから中央のアナウンサーなのと早朝だから仕方が無いか。
御苦労さまです。

福島支局のアナウンサーなら読み方は知っているはずですよぉ~。

原稿用紙にはルビがふっていないのでしょうかね~ぇ。


中国では訓読みが無く音読みだけなので人名や地名などの固有名詞の読みは間違うことが無いとか。
皆さん、聞いたことありません?


補足。
市の町名には”まち”ばかりではなく”ちょう”も多い福島市です。

”ちょう”は旧市内(元からの市内)に多く、例えば福島市五月町(さつきちょう)、陣場町(じんばちょう)、清明町(せいめいちょう)...etc。

”まち”は新市内(合併された元○○郡○○町)で、福島市松川町(まつかわまち)、福島市飯坂町(いいざかまち)などなどです。

2016年11月14日月曜日

「ひじゃかぶ」

今日の福島弁「ひじゃかぶ」

今日の写真「庭のカシワバアジサイとハナミズキの紅葉が見ごろとなりました


アメリカ原産のハナミズキがつけた赤い実はいまだに健在 ニッポンの小鳥たちはさほど関心がないらしくちっともついばんでくれません」





意味:ひざ、ひざかぶ、膝頭(ひざがしら)

使い方:「ひじゃかぶ思いっきりぶっつげだのでいでごど」
→「ひざを思いっきりぶつけたので痛いこと」

1948年以来、68年ぶりのスーパームーンは期待を裏切り福島市では雲の中でうっすらと見える程度となりました。

明日になれば15夜ならぬ16夜になってしまうけど晴れの予報だし今夜とさほど変わらなく見られるだろうからと”おそぐまでおぎったげんちょも”今夜はあきらめました。


明日もだめなら次回は2034年の18年後だとか。

まあ、私が限りなく米寿を迎える頃だからそれまで“がんばっとすっぺ”


晴れたらいつもよりも餅をつく大きなウサギが見えたのにと思いましたがこれは日本だけでした。

海外の国々ではお月様に何が住んでいるように見えるのでしょうね。

月の表面の白く見える部分は高地で、黒く見えるところは巨大な隕石がぶつかったあとの低地らしく、白い部分の形を見る国と黒い部分を見る国とがあるそうですよ。



2016年11月10日木曜日

「おばんでございます」

今日の福島弁「おばんでございます」

今日の写真「吾妻運動公園の銀杏並木通りで10月29日と30日に恒例の手作り市が開催されました 


今年はいつもの年よりも銀杏の葉は黄ばみが少なかったようです 

今回は地元よりも北は青森から関東(埼玉・千葉県)更に兵庫県など遠方からの出品者が目立ち木工製品の店が多く見受けられたような感じがしました


銀杏並木から歩いて1分の香りのバラ公園です 


秋でも赤やピンク、黄色のバラが咲き誇っていました 


一般に黄色いバラがいい香りで微香というよりも香り高いようでした」

意味:”今晩は“よりも丁寧な言葉

同意語「おばんかたです」又は「おばんかだです」

11月に入り7日の立冬も過ぎた今の時期、午後4時を廻ると辺りは急に暗くなり行き交う人々と「おばんです」又は「おばんでございます」が丁度良い挨拶の言葉になりました。



前回に引き続き車に関するお話を少々いたします。

夏タイヤ、冬タイヤ

福島市から見て西方にそびえる標高1,700メートル超えの吾妻山(吾妻小富士)もこの秋(もう、冬?)2度目の冠雪がありました。

「もうそろそろ冬タイヤにしねど」と思って先週末に油圧ジャッキをカー用品店で新調し十字スパナと共に揃えました。

冬タイヤと言えば東京に住む“姪っこ“が昨年帰省した際「冬タイヤってなあに?」と聞かれたので「冬タイヤもあっけど夏タイヤもあっぺした」と言っても分からない様子でした。

そこで「冬はぐタイヤは冬タイヤ、なづはぐタイヤは夏タイヤ」と説明しました。

おまけとして「秋にはぐタイヤはあぎタイヤ」だどうそこぎました。

その後嘘は訂正し「あぎも春も、もちろんなづにはぐタイヤは夏タイヤど言って一般にはノーマルタイヤのごど」・「冬タイヤっちゅうのはスタッドレスタイヤのごど」と言ったら納得してくれました。

「とうほぐしか、わがんねんだべが」

ああ、そうそう一昔前いや二昔前?の1970年代には冬に履くタイヤはスパイクタイヤと100%決まっていました。

全輪駆動(4駆)でなくとも前輪駆動(FF)の車でも、スパイクタイヤは凍結した道路だってブレーキを駆ってもさほどスリップせず安心でしたよ。

又、渋滞した時など、意に反した登坂発進でも自力で脱出できました。

スタッドレスタイヤでの坂道発進はFFではまず無理です。

車を数人に押してもらうか、後続の車が途絶えた時を見計らってそろそろゆっくりとバックし平らな場所まで戻ってから発進するしかありません。

スパイクタイヤは雪の無い時、その鋲がアスファルトの道路を削り、粉じんが洗濯物を汚したり健康被害があってりして一般車は装着禁止になりました。

今でも緊急車(救急車・消防車)はスパイクタイヤが認められているかも・・・。

2016年11月4日金曜日

「おっこめる」

今日の福島弁「おっこめる」

今日の写真「前回に続きこの時季にちなんだ諺から”真っ赤なりんごは医者を・・・ 「An apple a day keeps the doctor away.」 ”です 


この辺一帯の道路脇の果樹園では枝が折れてしまう程に、たわわに生(な)っています
 

手を伸ばさなくとも採れてしまう距離なのですが採らずに撮りました

当たり前田のクラッカー!!(古っ)」

意味:取り込む

同意語「おっこむ」

使い方:「しぐれくっからほしてだ布団おっこめどいた方がいいんでねいべが」
→「時雨が来るので干しておいた布団を取り込んでおいた方がいいのではないだろうか(ないでしょうか)」


先月の地方紙の朝刊に福島トヨタ自動車が1962(昭和37)年式の初代クラウンをピカピカに修復し福島県庁前で披露したという記事が載りました。

昭和37年のトヨペットクラウン1900デラックスの価格といえば989,000円です。
この時、大卒の初任給はというと17,800円でした。

ざっと計算しても約55ケ月分です。

飲まず食わずで給料を全部貯めたとしても約5年分です。

いかに高価だったかですね。

オーナー(自家用車の保有者)は数少ない時代でした。


そう言えば、このころより以前(昭和20年代半ば?)の福島県の自家用自動車のナンバーは“福島5”だったかと記憶しています。

その他の県のナンバーは大半が一文字だけでした。
青森県だったら“青5”、岩手県なら“岩5”でしたね。 

しかし福島県が“福5”だった場合は福岡県と福井県があるので2文字になりました。
確か、その中でも登録台数が一番多い県だけが1文字で良かったみたい(福岡県?)

“山5”なら山形県、山梨県、山口県が該当し、“宮5”も宮城県と宮崎県があるのでそのいずれかの県だけが1文字だったようです。

ちなみに東京都はというと“東5”ではなく漢字が入らずに“5”だけでした。
さすが東京!!という感じがしますね。


2016年10月27日木曜日

「たがる」

今日の福島弁「たがる」

今日の写真「日本の諺(ことわざ)”柿が赤くなれば医者は青くなる”
そんな季節になりましたね


食卓に上った菜園で採れた真っ赤なトマトを今夜は“たんと食ったがら”
トマトだって医者いらずのはずだよねとネットを検索したらありました・・・ありました

JAPANだけでなく(いや、そもそもヨーロッパが?)

「A tomato a day keeps the doctor away.」→「1日1個のトマトは医者を遠ざける」
更に「An apple a day keeps the doctor away.」→「りんごが赤くなると・・・・・」 と


写真右側の大きく楕円形で実の先が“とんがって”いる柿が蜂屋柿です
渋柿なので皮を剥いて干し柿にします


ここ福島市に接する山形県米沢市は冬ともなれば積雪量が多く東北でも有名な処です

甘柿を米沢市に植えても“ゴマ”が入らず渋柿のままだとか(以前にも寒地では甘柿にならないと当ブログで書いていたかも知れませんがその場合はご容赦ください)

ところで蜂屋柿って岐阜県の美濃加茂市蜂屋町が原産とかで別名は美濃柿と言うのだそうですよ

この柿は福島市の近郊、特に伊達市梁川町やそのお隣の宮城県丸森町の古くからの特産で
てっきり福島県近辺の柿だと“ばっかり”思っていました
勉強不足でした」

意味:①神経質になる ②(木に・食べ物に、虫が)とまる(這う) ③(垢(あか)が)付く

使い方:②の使い方「かだがせながさとが虫たがってね?」
→「肩か背中にとか虫がとまって(這って)いない?」

2016年10月19日水曜日

「うさんこ」

今日の福島弁「うさんこ」

今日の写真「鉢植えの時計草が今年はいつもの年よりもたくさんの花を毎日咲かせてくれています
 
小さな蜂が蜜を吸いにきたのでしょうか 



こちらは朝早く撮った開く前の蕾の状態です 



そしてお日様も大分上がって満開になると花弁が反り返り火消し纏(まとい)のような姿になります」


意味:ウサギ

使い方:「むがしこごいらへんの農家ではうさんこやめんよう飼ってだよない」
→「昔このあたりの農家ではウサギや羊を飼っていたよね」

2016年10月12日水曜日

「みんともいい」

今日の福島弁「みんともいい」

今日の写真「庭のお茶の木は背丈が低いうえに花は大抵下向きに咲いているので足元から空をめがけて撮るより他はありません


真っ白い花弁と黄色いしべ(雌しべ・雄しべ)のコントラストが見事で可憐な花を毎年咲かせてくれるお茶の木です」


意味:見なくてもいい

使い方:「ブログみんともいいなんてゆわんにように頑張っからない」
→「ブログ見なくてもいいなどど言われないように頑張るからね」

ふぐしま県さくっついでいる県ってたんとあっつおい。

北の方がら、やまがだ県だべ。あど、にいがだ県。それがら南さ行って、とぢぎ県どいばらぎ県だべした。

のごりの宮城県と群馬県は、いぢもじもにごんねがら(濁らないから)ふぐしま弁になんねない。


ちなみに、最も多くの県に接している県の1位は、長野県で8つの県に接しています。

2位は埼玉県(1都6県)と岐阜県(7県)だそうです。

そして4位は6県に接している福島県、三重県、京都府です。

どの県にも接していないのは北海道と沖縄県です。

尚、1県だけに接しているのが長崎県です。だが島の数は900以上もあって都道府県では1位だとか。


ふぐしま県は6県に接していっから4位なんだど。

しかしハワイは年にやぐ8㎝日本さ近づいてるらしいがら、何千万年後がは1県、いや1州ふえでで7つになり2位になっぺした。

2016年10月6日木曜日

「とっとぐ」

今日の福島弁「とっとぐ」

今日の写真「紫式部(ムラサキシキブ)の果実は濃むらさき」


島倉千代子さんのヒット曲”りんどう峠”を想い出しました。

♪ りんりんりんどうの 花咲くころサ
姉サは馬コで お嫁に行った
りんりんりんどうは 濃むらさき
姉サの小袖も 濃むらさき
濃むらさき
ハイノハイノハイ ♪ 

「りんどう峠の唄はとっても良いのですが、家の“濃むらさき”は車庫手前でかなり繁っており、道路を約40~50㎝ほど覆っています。

そのためバックミラーで確認しても後輪の状態が見えません。

車庫入れする際にとても邪魔。

根元から切っちゃおかと思って早1カ月以上も経ってしまいました」

意味:とっておく(取っておく、撮っておく、採っておく etc・・・)

使い方:「めずらし花さいだがらとっとぐべ」
→「珍しい花が咲いたから撮っておこう」


ムラサキシキブのように良い名前を貰った花は幸せだと思っているのでしょうか。 

それとは反対に不幸せな名前の草花では春先に咲くオオイヌノフグリ。

夏のヘクソカズラ。

秋のママコノシリヌグイ・・・などなど。

本人、いや本草?はどう思っているのでしょうね!

2016年9月29日木曜日

「あみもだし」

今日の福島弁「あみもだし」

今日の写真「一般には赤色の花を咲かせるミズヒキですが、これは白花で私道の一角に毎年こんもりと咲いてくれます」





意味:アミタケ(きのこ)

使い方:「あみもだしの味噌汁くいで」
→「アミタケの味噌汁が食べたい」


今日のコミュニティFM放送でたまたま聞いた観音さまのお話です。

子供を抱いた慈母観音さま。

実はマリア様で抱かれているのはキリストだということ。

豊臣秀吉がバテレン追放令を出した時代。

これを江戸幕府も引き継いでいたため隠れキリシタンが
仏教を信仰していると見せかけて慈母観音さまを拝んでいたとのお話でした。

  出典;FM POCO(ポコ):福島コミュニティ放送株式会社


福島県会津若松市の国道49号線を郡山方面から車で走っていると、とても大きくて真っ白な会津慈母大観音像が左手に見えて来ます。

赤ちゃんを抱っこしています。

観音さまって特に男性・女性という性別はないのだそうですが女性にしか見えないのは私だけでしょうか。


2016年9月20日火曜日

「あまこい」

今日の福島弁「あまこい」

今日の写真「お日様が大好きな秋明菊なのですが、沢山の植物を植え過ぎているためジャングルと化し日差しの少ない庭でもピンクの花を数輪付けてくれました」


意味:①甘い ②生ぬるい

②の使い方:「おせかだがあまこい」
→「教え方が生ぬるい」


夕食に白菜の漬物が食卓に登りました。

昨日まで漬物と言えば連日キュウリと茄子だったのに。

やはり夏野菜から秋野菜にバトンタッチですかね。

そのうち沢庵漬けもね。

あっ、そうそう沢庵の事を“ふぐしま弁”で「たぐわん」と言います。

尚“ふぐしま弁”を“ふぐすま弁”とは言いません。あしからず。

2016年9月6日火曜日

「ばやっこ」

今日の福島弁「ばやっこ」

今日の写真「秋本番を待ち切れずに純白のシュウメイギク(秋明菊)が一輪咲きました


日当たりが良い庭だと増えて大株になり何十輪もいや百輪近くも咲かせる秋の代表格の花ですね」

意味:奪い合い

使い方:「ばやっこしてんなで」
→「奪い合いしてないで(奪い合いをしていないで)」

2016年8月31日水曜日

「かんぶかんぶ」

今日の福島弁「かんぶかんぶ」

今日の写真「過日福島県いわき市の石炭化石館に行く途中、バイキングレストランに立ち寄った際にそのレストランの広場一面に咲いていたペチュニアです


2時間食べ放題で私と家内はシニア料金、孫2人は4歳未満につき無料でしたのでとてもお得感がいっぱいです 

シニアの私でもこの時ばかりはと何度も席を立って料理の他にフルーツ・スイーツ・アイスクリーム・コーヒーまでいただきお腹いっぱい食べました」

意味:赤ちゃんの首振り(乳幼児に首を左右に振らせるときに言う言葉)

使い方:「かんぶかんぶしてみっぺない! はい、かんぶかんぶー(と赤ちゃんに向かって言います) 」 

赤ちゃんはすぐに反応して首を左右に何度も振ります

sei爺の孫娘は生後10ケ月でかんぶかんぶをしています。

2016年8月25日木曜日

「みったぐなし」

今日の福島弁「みったぐなし」

今日の写真「“みだぐ梨”の看板にびっくりしました ここは福島市でも梨の本場の地域です 


今日の福島弁「みったぐなし」とほぼ同じ意味でしょう 

名付けの親は「なし」を「梨」に変えて、ほんとうは美味しい梨なんだけど、可愛くない梨・形の良くない梨・味の悪い梨だよと卑下したのでしょうね」

意味:可愛くない様・人

使い方:「みったぐなしだごどぉ」
→「可愛くない人だこと」 

「ろくでなし(どうしようもない人だ)」や「人でなし」みたいに「なし(様子又は人)」を「みたぐね(醜い)」の後に用います。

2016年8月15日月曜日

「かっこむ」

今日の福島弁「かっこむ」

今日の写真「家の近くにある沢山の桃畑ではお盆時期に収穫の最盛期を迎えました



品種は確かではありませんが“あかつき”でしょうか」


意味:掻き込む(かきこむ:急いで食べる)

使い方:「まんまほだいっぺんにかっこむどつまらせっから」
→「ご飯をそんなに一度に掻き込むと(喉)つまらせるから」

さぐじづのはが参りには爺ちゃん(父)のだいすぎだった混ぜご飯どばあちゃん(母)がすぎだったオロナミンCをあげできました。

あどビールも目一杯冷やして。本物のビールだぞい。

女房曰く“あんだは毎晩飲むがら第2のビールでいいんだげんちょも、爺ちゃんは年に数回しか飲まんにんだがら本物のビールにしてんだがらない“だど。

2016年8月7日日曜日

「されわすれ」

今日の福島弁「されわすれ」

今日の写真「7月18日にキュウリの種をポット播きしてから2週間と少しで本葉も出て大きくなりました



こちらも6月4日に種播きし育てた8株のキュウリです 今、収穫の最盛期を迎えており食べきれない程の本数が毎日採れます
 


今時のキュウリは全くと言って良いほど苦くありません 品種改良が進んでいますね 

一昔前のキュウリはヘタの部分が苦いために切り取ったヘタを切り口に擦り合わせ乳白色のヌルヌルを出してアク抜きしたものです」

意味:すっかり忘れていている、する事を忘れる
され→する

使い方:「とおみぎ取って来んのなんにじもされわすれでだ」
→「トウモロコシ収穫して来るのを何日もすっかり忘れてた」

※訂正
前回のブログで「干瓢(かんぴょう)に接いだキュウリ」との表記は正確ではありませんでした。
干瓢はウリ科でユウガオの実ををひも状に剥いて 乾燥させたものですので正確には「ユウガオに接いだ」キュウリでした。
お詫びして訂正させていただきます。

因みにユウガオはウリ科なのでアサガオやヒルガオとは同じ仲間ではないらしいのです。
アサガオとヒルガオがあるので”夜顔”は無いかと調べたらありました。
ヨルガオ」が・・・。
これはアサガオとヒルガオの仲間です。
そして、アサガオとヒルガオ・ヨルガオヒルガオ科だそうです。
名前から想像してしまうので何科になるのかは紛らわしいですね。



2016年7月27日水曜日

「ざっこすぐい」

今日の福島弁「ざっこすぐい」

今日の写真「カサブランカの白花が赤花・桃花にかなり遅れてようやく咲きました
赤や桃花に比べると大変小さい背丈です


菜園でまあるい黄色の実をつけるズッキーニです
昨日で10個目を収穫しました
食べきれないのでお隣の畑の人達や仕事先に持って行き消化するのを手伝って貰っています
ズッキーニはアンチエイジングの効能もあるとか


テラスで育てているキュウリは種を播いてから8日目(7月26日撮影)となり二葉もしっかりとして頼もしくなってきました
本葉4枚になったら菜園に定植します


種から育てたものは自根と言って食べると味そのものがキュウリ独特の香りがします
アユ(川魚)の香りと似ていると思うのは私だけでしょうか


スーパーなどで売られているキュウリは一般に瓜や干瓢(かんぴょう)に接いだものです
接いだものの特徴は連作や病気に強い、沢山収穫が出来る、キュウリ本来の香りが少ない、実が硬いなどでしょう

同じ日にキャベツもポット播きしました



キュウリもそうですがキャベツも白菜もチンゲンサイなどは種を播いてから3~4日で芽を出します 4年位前の種も保存が良好なら高い確率で芽が出ます
種を播いたら朝晩観察します 芽が出て来ると嬉しいものです
私は一年中冷蔵庫の野菜室に入れて保存しています」

意味:魚捕り(網や笊(ざる)などを使った→雑魚すくい)

使い方:「ざっこすぐいしさいんぺで」
→「魚捕りに行こうよ」

2016年7月19日火曜日

「やぶっか」

今日の福島弁「やぶっか」

今日の写真「ネジバナがあちこちの鉢から咲きだしました 本来ネジバナ専用の鉢ではなく他の植物の鉢に寄生しています



こちらは珍しい白花です 昨年突然現れました 
増えもせず消えもせず今年も2株のままです
ネジバナは植え替えなどで根をいじられるのが嫌いなようです
芝生などで群生しているのは根が動かされたりしないためでしょう
 

ネジバナには左巻きと右巻きがあるそうです 
又ネジレがほとんど無いものとか緩やかなネジレのものもあります
巻きの方向は根っこから見て右回りに伸びるのが右巻きです でもこれを“上から見て”としたら反対の左巻きになってしまいますが」

意味:藪蚊

使い方:「庭さ水くれしてっどやぶっかにくわれっから」
→「庭に水を撒いているとやぶか(藪蚊)に刺されるから」

2016年7月9日土曜日

「すれでる」

今日の福島弁「すれでる」

今日の写真「ピンクのカサブランカも咲き出しました


一足先に咲いた真っ赤なカサブランカは何日も続いた雨の中でも10輪の全てが満開となりました


赤花に比べピンクの花の背丈は小さく約1m位で同じ鉢に植えています 白花はまだまだ蕾のままです」

意味:食べ物が悪くなってる

使い方:「まんますれでっつおい」
→「ご飯が悪くなっているよ」 

「うむれだがらない」
→「(暑く湿度が多いので)む(蒸)したからね」

2016年7月4日月曜日

「もぐ」

今日の福島弁「もぐ」

今日の写真「真っ赤なカサブランカが咲き始めました まだ蕾も多いのですが全部で10輪は咲いてくれそうです 百合の王様ですね 背丈はゆうに2メートル近くもあり大きな大きな鉢に植えています」


意味:もぎ取る

使い方:「さぐらんぼがりだどって よぐたがってもぐごともぐごど」
→「サクランボ狩りだからだと 欲張ってもぎ取ることもぎ取ること」

サクランボはお隣の山形県が有名ですが、ここ福島県果樹王国でもサクランボ狩りが旬を迎えました。

赤い宝石とも呼ばれ一粒?百円の高値がつけられることもあるとか。

2016年6月28日火曜日

「ほだべした」

今日の福島弁「ほだべした」

今日の写真「アジサイの季節が我が家の庭にもやって来ました これはカシワバアジサイです


ずぼらな私は鉢植えにして何年も植え換えしなかったため根が鉢底から這い出し鉢を他の場所に移動が出来ない状態となってしまいました


こちらのヤマアジサイの2種は地植えにしています ガクアジサイと純白な花をつける種類です
 

この地も先週あたりからようやく梅雨に入りました 


庭のアジサイ達は毎日の降る雨でいきいきとして喜んでいるかのようです」

意味:そうだよね、そうだろう、そうでしょう

「ほだべした」の同意語:福島県白河市の叔父が「そうだんべ」と使い、福島県須賀川市の叔父と従兄は「そうだっぱい」と言っておりました。



2016年6月22日水曜日

「こらっちゃ」

今日の福島弁「こらっちゃ」

今日の写真「福島県田村市滝根町(旧田村郡滝根町)のあぶくま洞のラベンダーが見頃を迎えたというので先の日曜日の19日に東北自動車道経由磐越自動車道を利用し小野インターチェンジで降り約30年ぶりに訪れてみました


ラベンダーの摘み取りはハサミを受け取りやや大きい紙コップ一つにぎゅうぎゅう摘みこんで400円ナリ 


帰りの車の中はラベンダーの良い香りでいっぱいでした」

意味:①来られた ②来ることができた

①の使い方:「むがしばんかだまんまくうどぎに限ってぶらぐの人用事あったど家さ上がりこんでこらっちゃの覚えてっかい」
→「昔は夕方のご飯食べる時に限って部落の人が用事あったと上がりこんで来られたのを覚えている?」

②の使い方:「ゆうがだ雨ふんねど枝豆の苗うえでこらっちゃのに」
→「夕方に雨が降らないと(降らなければ)枝豆の苗を植えて来ることができたのに」