2016年2月27日土曜日

「こしゃう」

今日の福島弁「こしゃう」

今日の写真「この地でも各地でつるし飾りの催しが年を重ねるごとに益々盛んになって来たように感じます

一昨年に訪れた静岡県伊豆の稲取温泉で行われていた雛のつるし飾りには数の多さとその規模に圧倒されました」


意味:作る こしらえる

使い方:「ひとっつずづこしゃうんだがら大変だべない」
→「一つずつ作るのだから大変でしょうね」


2016年2月20日土曜日

「あいらしぐね」

今日の福島弁「あいらしぐね」

今日の写真「始めて行った雑貨屋さんで陶器の猫の置物(幅約25㎝×高さ約25㎝)を“めんごかった(可愛かった)”ので衝動買いをしてしまいました 


本物の猫が2匹もいるというのに 毎月のエサ代やトイレの砂代などがかからないのだから まあ、いいかと」

意味:可愛くないさま

同意語:めんごぉぐね かわいぐね

使い方:「あだまなででやっといづも爪たででかっつぁいでくっからあいらしぐねねごだごどぉ」
→「頭をなでてやると何時も爪をたててひっかいてくるから可愛いらしくない猫だこと」

2016年2月14日日曜日

「かだっぽ」

今日の福島弁「かだっぽ」

今日の写真「昨日は天気が良く、低気圧の影響で南からの暖かい風が吹き込んだために気温は福島でも13度位になりました

昼2時頃から久しぶりにデジカメを抱えて家近くの河原沿いの堤防を約7000歩散歩しました 


他所の畑の白菜が結球せずトウ立ちしていました 花が咲いた株と蕾の株が並んでいます

蕾のうちなら摘んでおひたしにすれば食べられますよ
 


気の毒で写さなかったのですが一つの畝におおよそ20株全ての白菜が結球していませんでした 

私の菜園でも結球率が例年より悪い年になりました 育て方が下手だったのではなく真夏の高温と極端な雨不足のせいだと好い方に解釈しています」

意味:「片方」 

同意語:かだいっぽ、かだほ
 
反対語:りょうほ

使い方:「かだっぽのくづばがりおがしぐ減るんだ」
→「片方の靴ばかりが変に減るんだ」 

2016年2月7日日曜日

「あっぱぐち」

今日の福島弁「あっぱぐち」

今日の写真「遠く離れた孫娘の初節句にと、母方なので雛人形を注文したお店から直送してもらいました。

おじいちゃん・おばあちゃんの財布の紐は普段硬いのですが、この時とばかり奮発しました。

雛人形を送るのは一般に母方になるようです。

でも、最近はその費用を父方と折半で行うことも多くなってきたとか。

やがて小学校に上がるとランドセルと机が浮上し、父方と母方でそのどちらかを贈ることになるのでしょうね。


家内が吊るし飾りを作ってこれも送りました。



一番下に右近の桜と左近の橘を配置しました。

雛人形の右近の桜、左近の橘(雛壇に向かって)と同じようにと。





以前行った伊豆町の稲取温泉の”吊るし飾り”

稲取ではお雛様を吊るさないので決して”吊るし雛”とは言わないとお店の人が言っていました。

この辺では、地方紙にも”吊るし雛”と表現されていますが・・・。


雛壇の最上段には男雛(お内裏様)と女雛(おひな様)が並べられます。

ところで関東ではお内裏様は向かって左ですが、京都風では向かって右だとか。

地域によってお内裏様の位置が替わるようです。」

意味:口を開けている様

使い方:「テレビみでっといづのこまにがあっぱぐぢあげっちまうんだない」
→「テレビを見ているといつのまにかに口を開けてしまうのだね」