2015年10月31日土曜日

「くんにゃ」

今日の福島弁「くんにゃ」

同義語「くんち」

今日の写真「今日は赤カボチャが無くては始まらないハロウィンまたは、ハロウィーン(Halloween または Hallowe'en)の日ですね 

このカボチャは福島県奥会津の金山町特産である金山赤カボチャです お尻の部分にある“へそ”が大きく出っ張っているのが特徴で糖度は13度から18度までとスイカより甘いのです 収穫してから天日干し1ケ月すると20度まで増すこともあるそうです 


今年、知人から種を分けて貰い始めて作りました 食べてみたら確かに他のカボチャより甘くほくほくしていつもより沢山食べてしまいました 残りのカボチャは冬至カボチャを食べる日までとっておかないと」

意味:ください

使い方:「ながまさいっちくんにゃ」
→「仲間に入れてください」

収穫祭のハロウィンの日は他所のお宅を巡りお菓子等を貰うとか。

 Sei爺も子供の頃、小正月の日の夕暮になると子供達数人で “だんごくんちこんこん・だんごくんちこんこん”と言いながら各家を廻りお菓子を貰ったのを記憶しています。

2015年10月28日水曜日

「~ちゃ」

今日の福島弁「~ちゃ」

今日の写真「福島市あづま運動公園の銀杏並木です 


折しも10月24日は快晴に恵まれ第6回あづまteshi-got市場が開催されていました(25日までの2日間) 

夜は並木がライトアップされ平成27年10月24日(土)~11月23日(月・祝)の17:00~20:00まで、但し火曜日は休園日だそうです」

意味:①~れた、~れた? ②~たら、~ては

①の使い方:「たのまっちゃ」
→「頼まれた」 

又「たのまっちゃ?」
→「頼まれた(の)?

②の使い方:「こねごっちゃすぐにほごりたがるんだがら」
→「子猫ったらすぐに騒ぎたがるのだから」

「ほごる」
→「子供や子猫同士が身体をぶつけ合いながら騒ぐ様子」

2015年10月22日木曜日

「かっぷる」

今日の福島弁「かっぷる」

今日の写真「紫色鮮やかな菊は満開となりました 


この菊が咲くと福島県会津地方の猪苗代湖や中通りの福島市の阿武隈川には冬の使者、白鳥が飛来し始めます 間もなく冬到来です」

意味:揺らす

使い方:「うまっちゃばがりのあがんぼまだくびすわってねがらそらほどかっぷんねで」
→「生まれたばかりの赤ちゃんはまだ首がすわっていないのでそんなに揺らさないで」

10月5日に孫娘(正確には娘らしくなってからの呼び名だとか)が誕生しました。
二人目の孫です。

ちなみに最初の孫は男の子でした。
孫娘に対し男の孫を孫息子とは云いませんね。

2015年10月18日日曜日

「やっけ」

今日の福島弁「やっけ」

今日の写真「コキアは一度植えると翌年たくさんの株が芽を出します 

それをいくつか鉢上げします この時季になると紅葉の見頃を迎えます

別名、ほうき草とも呼ばれておりこれで作ったホウキは枯れ葉等集めやすいこと請け合いです


こちらは何年も前(正確には5年前の2010年)に訪れた宮城県にある国営みちのく杜の湖畔公園のコキアが何千株(?)も紅葉したものです」


意味:厄介、世話になること

使い方:「このさぎひどのやっけになんねようまいにぢ何キロも散歩して足腰きだえでんだ」
→「この先他人の世話にならないように毎日何キロも散歩して足腰を鍛えているんだ」

2015年10月11日日曜日

「ででこらんしょ」

今日の福島弁「ででこらんしょ」

今日の写真「過日と云っても夏も終わりの8月下旬に野菜直売所で買い求めた沖縄特大キュウリ直径9㎝5㎜×長さ30㎝のモーウィを生で食べたら酸っぱく半分食べたのが精いっぱいでした


残りの半分はどうしたのかは皆様のご想像におまかせします モーウィには大変申し訳なかったのですがレシピが分からず“もう、いい”という食感でした」

意味:おいで、来て、お出かけください、家に来て

使い方:「たまにはおらいさででこらんしょでば」
→「たまには我が家においでくださいってば・お出かけくださいな」

2015年10月6日火曜日

「けっち」

今日の福島弁「けっち」

今日の写真「菜園の雑草ママコノシリヌグイ(継子の尻拭い)は春から晩秋にかけて咲いています 
それにしても命名がすごい 想像たくましい人が名付けのでしょうね 

トゲトゲの茎に触ったら痛いのです これでお尻を拭く?


ちっちゃなハチがそのシリヌグイの花に「たがって」→「とまって」いました」


意味:くれて、頂戴

使い方:「けっちくなんしょない」
→「くれてくださいね又はくれてやってね」