2019年10月19日土曜日

「だらふくべ」「だらふぐべ」

今日の福島弁「だらふくべ」「だらふぐべ」

今日の写真「私道に生えているシコンギク(紫紺菊)が咲きだしたので少し頂き小鉢に挿しました


一緒に写っているのはドングリです

フーと朝の散歩中拾って飾りました ドングリと言ってもまあるい形をしています

まあるいのでコナラやミズナラの実ではなく、柏(カシワ)の実ではないでしょうか」

意味:すけべな人(男) エッチな人(男)

2019年10月8日火曜日

「たださっちゃ」

今日の福島弁「たださっちゃ」

今日の写真「福島市郊外の西側に位置する大笹生(おおざそう)から庭坂(にわさか)方面にドライブをしていたら懐かしい光景が目に飛び込んできました

何十本もの稲杭(いなぐい)に刈り取られ天日干しされた稲です

子供のころは秋ともなるとそこら中、稲杭だらけでしたが、今では滅多に見られなくなりました

近年はコンバインという稲刈り機で刈り取って田んぼの中で脱穀までしてしまいます

ですから稲藁(いなわら)も残りません 細かく裁断してしまうのです

天日干しされたお米はさぞかし美味しいでしょうね

これは恐らく自家用のお米でしょう・・・恐らくですけど

稲杭の稲はもう一度積み直しをして更に乾燥させます

一番端の稲杭は稲藁が干されてなく空いてます 見えます?

アップして見て見ましょう

そうそう、この右端の空いている杭に隣の杭の一番上の稲藁を下から積み上げて行って上下をひっくり返すンです

こうすることで万遍に干すことができるのです」

意味:立たされた

使い方:「わりごどしたので廊下さたださっちゃ」
→「悪いことをしたので廊下に立たされた」

ブリキ製で水の入ったバケツ2つを両腕で持って立たされているいたずら好きの子供の姿が浮かびます。


2019年9月30日月曜日

「ちがうがった」

今日の福島弁「ちがうがった」

今日の写真「フーと散歩を終えて帰宅したらユメが玄関にリードでつながれて出ていました

いつもこうしてお互いの匂いをかいでいます

猫の匂いだぁ~、犬の匂いだぁ~ってね!!」

意味:違っていた


2019年9月22日日曜日

「おっつめる」

今日の福島弁「おっつめる」

今日の写真「お彼岸なのでおはぎを食べようとスーパーで買ってきました

買い物の帰り道、車から流れるラジオを聞いていたところおはぎとぼたもちの違いについて話していました

それによると何でも春彼岸に食べるのをぼたもちで秋彼岸に食べるのがおはぎ

更にぼたもちはこしあんでおはぎはつぶあんだとか

へぇ~、sei爺なんか母親が作ってくれる餡はつぶあんに決まってた

こしあんなんかにわざわざ手間暇かかるし、昔はスーパーなんかなかったしこしあんの缶詰も買わなかったし

自家製の小豆を煮込んでザラメ砂糖を入れ、塩を少々

春も秋もつぶあんでどちらも”ぼだもぢ”って呼んでいました

庭のあちこちに生えているミズヒキ


おめでたい時に使うご祝儀袋と同じ赤花と白花です」

意味:押し込む

使い方:「ほだにおっつめだらはごぼっこれっぺした」
→「そんなに押し込んだら箱が壊れてしまうでしょ」


2019年9月6日金曜日

「ゆわぐ」

今日の福島弁「ゆわぐ」

今日の写真「先日、福島県会津下郷町の猿楽台地のソバ畑を訪れました

此処に行ったのは2度目です

農免道路というのでしょうかソバ畑の真ん中に走る、その両側には見渡す限り真っ白いソバの花・花・花が見事です

来たかいがありました

あちこちで写真に収めている人が大勢いました

中には、ドローンを操作し上空から撮影している人もいます

下郷町は蕎麦が美味しい上、年間を通して”大内宿”や紅葉の時期の”塔のへつり”などの観光地を訪れる人が多く見どころいっぱいの町です」

意味:結う

使い方:「べごの鼻輪こごさゆわいでこびるにすっぺ」
→「牛の鼻輪(の紐)をここに結わい(結んで)てこひる(小昼:食間に摂る3時のおやつ)にしよう」