2011年4月12日火曜日

「うなう」


今日の福島弁「うなう」

今日の写真「こんなにも綺麗な色合いを出してくれる地植えのアネモネが今年も咲いてくれました その他にもスイセン、クロッカス、クリスマスローズなども一斉に咲き花爛漫の庭になりました」

意味:耕す。耕運する。

使い方:「こどしはセシウムのせいで、はだげ うなうごどでぎね」
→「今年はセシウムのせいで、(週末菜園の)畑を 耕すことができない」

「うなうごどでぎね」は→「うなわんに」と言い換えたほうがより福島弁になります。

※セシウムの半減期は約30年とヨウ素(同:8日)より長く地表10cmぐらいまでに留まっているため、1年以上は作物を作らず耕さないで雑草に取り込ませたほうが良いようです。しかし、生活がかかっている農家の方たちは、1年間の補償を拒否してでも作付けしたいというのが本音です。

60Km圏外の福島市においては放射線量が減少してきたとはいえ30Km圏内外の南相馬市の一部や相馬市の地域よりも高い値です。余談を許さない第1原発の現状と余震の大きさ・多さに怯える毎日です。1日でも早い原発事故の終息を願います。

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