2016年11月4日金曜日

「おっこめる」

今日の福島弁「おっこめる」

今日の写真「前回に続きこの時季にちなんだ諺から”真っ赤なりんごは医者を・・・ 「An apple a day keeps the doctor away.」 ”です 


この辺一帯の道路脇の果樹園では枝が折れてしまう程に、たわわに生(な)っています
 

手を伸ばさなくとも採れてしまう距離なのですが採らずに撮りました

当たり前田のクラッカー!!(古っ)」

意味:取り込む

同意語「おっこむ」

使い方:「しぐれくっからほしてだ布団おっこめどいた方がいいんでねいべが」
→「時雨が来るので干しておいた布団を取り込んでおいた方がいいのではないだろうか(ないでしょうか)」


先月の地方紙の朝刊に福島トヨタ自動車が1962(昭和37)年式の初代クラウンをピカピカに修復し福島県庁前で披露したという記事が載りました。

昭和37年のトヨペットクラウン1900デラックスの価格といえば989,000円です。
この時、大卒の初任給はというと17,800円でした。

ざっと計算しても約55ケ月分です。

飲まず食わずで給料を全部貯めたとしても約5年分です。

いかに高価だったかですね。

オーナー(自家用車の保有者)は数少ない時代でした。


そう言えば、このころより以前(昭和20年代半ば?)の福島県の自家用自動車のナンバーは“福島5”だったかと記憶しています。

その他の県のナンバーは大半が一文字だけでした。
青森県だったら“青5”、岩手県なら“岩5”でしたね。 

しかし福島県が“福5”だった場合は福岡県と福井県があるので2文字になりました。
確か、その中でも登録台数が一番多い県だけが1文字で良かったみたい(福岡県?)

“山5”なら山形県、山梨県、山口県が該当し、“宮5”も宮城県と宮崎県があるのでそのいずれかの県だけが1文字だったようです。

ちなみに東京都はというと“東5”ではなく漢字が入らずに“5”だけでした。
さすが東京!!という感じがしますね。


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