2009年6月19日金曜日

茶飲みばなし「ソマリア海賊 ①」


今日は茶飲みばなし「ソマリア海賊 ①」。 きいでくなんしょない。(聞いてくださいね。)
今日の写真「庭に咲く薄紫のミヤマホタルブクロ」

“海保がソマリア海賊対策で、今度は制服組トップを6月22日~26日にジブチに派遣。
派遣されるのは、羽田航空基地所属のガルフV型機「うみわし」“

婆ちゃん:ソマリア沖さ、かいぞぐでんの爺ちゃん知ってだがい。
      (ソマリア沖に、海賊が出るの爺ちゃんは知っていた?)
爺ちゃん:知ってだとも。自衛隊はこの春、護衛艦の「さざなみ」と「うずしお」の2隻をあそごさ行がせだべした。
(知っていたとも。自衛隊はこの春、護衛艦の「さざなみ」と「うずしお」の2隻をあそこに行かせたね。)
婆ちゃん:ほだったない。ほだげど、ソマリアはむがしっから、かいぞぐの国であんめど思うがない。
(そうでしたね。そうですけど、ソマリアは昔から、海賊の国ではないと思うのだけどね。)
爺ちゃん:ほだぞい。あいづらは、もどもどさがな取りしてだ漁師だったど聞いでいだげんちょもない。
       (そうだよ。あの人達は、元々魚取りをしていた漁師だったと聞いていたけどね。)
婆ちゃん:なじょして漁師がかいぞぐになったんだべない。
       (どうして漁師が海賊になったのでしょうね。)
爺ちゃん:ほがの国のやづらが来ていんねぐなったゴミぶんなげだり、さがなをこどわんねで取ったもんだがら、すくね武器もって警戒しったんだど。
       (他の国の人達が来て、不要になったゴミを投棄したり、魚を断り無く取ったものだから、(最初のうちは)最小の武器をもって警戒していたんだって。)
婆ちゃん:不法投棄と密漁しねようにだない。
       (不法投棄と密漁をしないようにだね。)
爺ちゃん:ほだない。ほうしているうじに、わがらの国が内戦で無政府状態になっちまったんだど。
       (そうだね。そうしている内に、自分の国が内戦で無政府状態になってしまったんだって。)
ほれがらまどもな商売でぎねで、かせがんにぐなったがら沖いぐ船襲って、人質取って身代金よごせって始まっちまったんだ。
(それからは、まともな商売が出来なくて、稼げなくなったから、沖を行く船を襲って、人質を取って身代金を出せって始まってしまったんだ。)

<ソマリア海賊②へ続く>

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